FC2ブログ

2017-06

嗜虐性と被虐性の夫婦(横溝正史「詰将棋」より)

【夏の特別企画】「キン肉バスター」イラスト展示会  開催中
豪華執筆陣が描く、リリの開脚姿が勢揃い
(C)lbs/痛写/RAW/00/黒buchi/モンコレ



 昭和20年の春、横溝正史氏は家族と一緒に岡山県吉備郡岡田村字桜(現・倉敷市真備町)へ疎開し、そこで終戦を迎えました。
 疎開先で書かれた長編探偵小説「本陣殺人事件」によって、横溝氏は探偵小説家として不動の地位をきずく事になりましたが、同時期、数多くの短編も執筆しています。

 昭和21年の晩秋に『探偵よみもの』へ発表された「詰将棋」も、その頃に書かれた短編です。
 詰将棋の好きな二人が仇敵同士となり、遂には殺人事件まで発生します。もちろん、最後にはドンデン返しが待っており、純粋な探偵小説とはいえませんが、意表をついた逆転劇に読者は驚かされる事でしょう。

 横溝氏の作品にはエロティシズムやフェチシズムを描いたものが多く、「詰将棋」では、ある夫婦のSM的行為が事件の発端となっています。


 江田君の目にはそれが白い女の裸体のように見えたのである。西洋の油絵にある人魚のように、長い髪をうしろに垂らして、暗い部屋の絨毯の上をのたうちまわっている裸体の女――びくびく動く微妙な女の曲線が、魚の腹のように白く光っていた。……
≪角川文庫『ペルシャ猫を抱く女』P66≫

 江田君はふと、さっき窓の中に見た、あの人魚のように白いからだを思い出した。それからまた、精根を擦りきっているようなこの青年の姿に目を落とすと、ひょっとすると南洞先生は、愛する者を責めさいなむことに無上の快楽をおぼえる、嗜虐的な興味を持っているのではあるまいかと思わずにはいられなかった。
≪角川文庫『ペルシャ猫を抱く女』P72≫

 【前略】しかも川上君はその情景を誤解した。それが先生と奥さんの、風変りな愛の表現であろうとは気がつかなかった。若い、生一本なあの青年は、先生があなたを虐待していると勘違いしたのです。【後略】 」
≪角川文庫『ペルシャ猫を抱く女』P81≫
スポンサーサイト
[PR]

デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://ryonablog475.blog2.fc2.com/tb.php/78-62829c10
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

FC2カウンター

プロフィール

新 京史朗

Author:新 京史朗
好きな技(1):バスター技
好きな技(2):股裂き関節技
好きなシチュエーション:リョナ

最新記事

カテゴリ

小説 (84)
アニメ (33)
ゲーム (31)
アメコミ (23)
フィギュア (5)
映像・写真 (15)
DOA・無双 (114)
イラスト企画 (43)
鉄拳・スト鉄 (90)
漫画・絵物語 (106)
イラスト・挿絵 (51)
映画・イベント (34)
ウルトラヒロイン (12)
MUGEN・ドット絵 (2)
オリジナルヒロイン (8)
御挨拶・お知らせ・交流 (129)
魔法少女まどか☆マギカ (59)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR