FC2ブログ

2017-08

北極の死闘  天狗VS人造生命体【其の三】(「DOA5U」フォトSS)

 弱点である左乳房の乳頭を穿たれ、女天狗の体から徐々に力が抜けていく。

女天狗 VS Alpha-152
 膝が地に着かせる間(ま)も与えず、Alpha-152は女天狗の足を払い、よろけた相手の股下を潜り抜け、背後に廻り込む。

 バランスを崩す女天狗。
 女天狗「次はなにをするつもりじゃ」
 そのまま細く華奢な相手の首を左手で掴み、そこを軸点として体を半回転させた。

女天狗 VS Alpha-152
 女天狗「こやつ……妾の背を狙ろうておるのか」

 その予感は的中した。
 Alpha-152は立てた片膝の膝蓋骨にあたる部分へ脱力しきっている敵の背中を叩きつけたのだ。
 ベキッ。
 女天狗「うぐッ」
 鈍い音と短い苦痛の呻きが同時に聞こえる。
 女天狗(久しく忘れておった痛み、かような物の怪によって思い出さするとは)
 ALP「コノママ背骨攻撃ヲ続行シマス」
 女天狗「なんじゃと!」
 左手は首を掴んだまま、空いた右手で右足首を掴み、膝に乗った背中を視点にして女天狗の体を上下に揺らした。
 女天狗「あぐッ。うッ……。くはぁぁぁ」
 苦悶の表情を浮かべながら、背中を襲う激痛に喘ぐ女天狗。
 吹き流れる一陣の風に舞った粉雪が股下の敏感部分へ貼り付き、肌の熱で溶けながら白い褌を湿らせていく。

女天狗 VS Alpha-152
 女天狗(な、なんじゃ……この感覚は。痛めつけられているというのに……体が刺激を求めて火照(ほて)りよる」

 ALP「三分経過。グリーミンスト、体内ニ浸透。効果発動シマス」
 女天狗「ぐりーんみすと? さては、この不可思議な現象は『ぐりーんみすと』なる術によるものか」
 体内のホルモンを過剰分泌させながら、強い刺激や痛みによって性的興奮を感じさせる。これこそがグリーンミストの正体であった。
 これはヨーロッパの性科学者が『色情狂における被虐性と性的興奮の因果関係』を研究するために開発したのだが、彼は倫理的な問題や人権保護団体からの圧力よって学会を追放され、紆余曲折を経て裏社会へ流れ、現在凶暴な人造生命体の研究担当として「α計画」に関わっている。
 そんな事を知る筈もない女天狗は自分の体に起こった不思議な現象に悩まさせる。
 女天狗(なんと面妖な。痛みが快楽へ転じるような不可解な気分じゃ。これが『かがく』とやらの不思議か)
 グキッ。グキッ。グキッ。
 容赦ない攻めによるダメージで女天狗の背骨は悲鳴を挙げるが、当の本人は痛みに耐えながら不思議な心地よさも感じていた。
 女天狗「はうッ。背の骨が折られようというに、なにやら良い気分がしよる」
 思わず本音が口から出た。極寒の地にも関わらず、股下や顔に脂汗が流れる。
 女天狗「くッ。こやつへの殺意が鈍ってきよる。不本意じゃ。妾の体が責めの刺激を求めておるのか」
 ALP「心拍、呼吸、体温。……データ照合ニヨリ、敵ノ戦意喪失ヲ99%ノ確立デ承認。反撃ノ可能性ハ1%未満ト判断。コレヨリ戦闘終了フェーズ移行準備」
 敵に反撃の余力も気力もないと判断したAlpha-152は、決着をつけるため、背骨への攻撃を解除して最後の攻撃に移った。

女天狗 VS Alpha-152
 女天狗の足首を片手で握り締めたまま器用に左手を地面へつけ、体を弓なりに反らせ、最前まで痛めつけていた相手の背中を蹴飛ばす。

 女天狗「はぐぅ」

女天狗 VS Alpha-152
女天狗 VS Alpha-152
 軽そうな威力の見た目とは裏腹に重みの一撃だったのか、胸を突き出す形で女天狗の体が吹っ飛ばされた。

 女天狗「あぐッ……。なんと重い攻撃じゃ。うぬぅ、またも体が熱く火照(ほて)りよる」

女天狗 VS Alpha-152
 相次ぐ攻撃で完全にグロッキーな女天狗。吹っ飛ぶ彼女の体を超速で抜き去ったAlpha-152は、自身と同じ色をした半透明の薄い壁を作って足場とし、そこを蹴って飛んでくる女天狗の頭部へ二―ドロップを叩き込む。

 女天狗「くはッ」

女天狗 VS Alpha-152
 強烈なニードロップを受けた女天狗は満身創痍の態で眼前の薄い壁へ体を預けた。

 苦しげな吐息が白い靄のようになって女天狗の口から洩れる。

女天狗 VS Alpha-152
 女天狗「ハア、ハア、ハア。まさか……妾が……かような相手に苦戦しようとは……」

 痛みを快楽に感じさせる不思議な体の疼きを我慢しつつ、女天狗は必死の反撃を試みようとしたが、その隙をAlpha-152は与えなかった。
 バシッ。

女天狗 VS Alpha-152
 容赦ない鋭い蹴りが後頭部を捉え、女天狗の全身を薄い壁に叩きつけた。

 女天狗「いやぁぁぁぁ」
 それが最後の悲鳴だった。すでに立つ事もままならない程、全身を不思議な快楽に支配された女天狗のグラマラスな体は冷たい氷の大地へ倒れた。
 ALP「戦闘終了。特殊電磁バリア解除。……通常モードヘノ移行完了。対戦者ノ処理ニツイテ応答ヲ待チマス」

女天狗 VS Alpha-152
 力の源を封じたとはいえ、歪んだ最新の科学技術によって生み出された人造生命体は長い眠りから目覚めた妖怪の強さを凌駕した。

 ……。
 ………。
 …………。
 女天狗(うくッ。ど、どうやら……『でんじばりあ』とやらを解きよったか。それでは……わ、妾の法力も戻ったという事じゃな。術が戻れば、汝に遅れをとる妾ではないわ。地に這わせた罪、万死をもって償わせてやろうぞ)
 背を向けて立ちつくすAlpha-152を鋭い視線で射りながら、女天狗は横たわったまま自身の体に癒しの術を施した。
 それと同時に、体を疼かせる不思議な力の効果も消えた。
 女天狗(ふん。あの不可解な感じも消え去りおったわ。妙な術を使う隙も与えず、汝を冥土へ送ってやるわ)
 世界の果てで繰り広げられる人外の者による戦いは、まだ終わりを告げてはいなかった。


The End


【あとがき】
 欲張って画像を使い過ぎたせいか冗長になってしまい、連続物になってしまった事を反省しています。
 もう少し内容の刈り込みをしてスマートに仕上げられたかも知れませんが、使いたい画像をベタベタと貼り付けていたら20枚を超えてしまい、そのシーンに違和感を感じさせないようなテキストをダラダラと書き流しているうち、このような分量になってしまいました。
 pixivへアップされている良質のSSを読み、もっと「構成の美」を学ばないとなりません……。
 ともあれ、長いSSを最後まで読み通して下さった皆様には御礼申し上げます。
スポンサーサイト
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://ryonablog475.blog2.fc2.com/tb.php/586-0238fd82
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

FC2カウンター

プロフィール

新 京史朗

Author:新 京史朗
好きな技(1):バスター技
好きな技(2):股裂き関節技
好きなシチュエーション:リョナ

最新記事

カテゴリ

小説 (86)
アニメ (33)
ゲーム (31)
アメコミ (23)
フィギュア (5)
映像・写真 (16)
DOA・無双 (114)
イラスト企画 (43)
鉄拳・スト鉄 (92)
漫画・絵物語 (107)
イラスト・挿絵 (51)
映画・イベント (34)
ウルトラヒロイン (12)
MUGEN・ドット絵 (2)
オリジナルヒロイン (8)
御挨拶・お知らせ・交流 (132)
魔法少女まどか☆マギカ (59)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR