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2017-10

「魔法少女まどか☆マギカ Another」  真夏の海と魔法少女たち(前編)

【はじめに】
 夏コミ新刊として発行された「魔法少女まどか☆マギカ」の二次創作作品『水着も浴衣もあるんだよ! モチロン魔法少女もね!』(発行:アメチャン(空歩&最上蜜柑))は、全員生存のハッピーエンド世界という最高の舞台設定で描かれた漫画でした。海水浴で楽しい時間を過ごす前半パート、夜の旅館で魔女と戦う後半パートで構成されており、最後はハッピーエンドで締め括られます。
 五人の魔法少女が夢の共演を果たしたうえ、原作とは真逆な明るい物語が展開(魔女戦のパートはシリアス路線でしたが)され、全26ページを楽しく読めました。
 この作品の影響を大いに受け、二作目となる「~まどか☆マギカ」の二次創作小説では「海水浴と夏休み」をテーマに選びましたが、ほのぼの系の物語を作るのは苦手なので「~まどマギ」ファンの鑑賞に堪えられる話に仕上がったかは自信がありません……。
 今回も各キャラクターのイメージを壊さないように気をつけましたが、かなり個人的好みを含んでいる為、原作に忠実なキャラクター描写を好まれる方は閲覧を控えて下さい。また、if世界という事で基本設定にも大幅な改変(杏子とマミさんの同居設定,全員生存フラグの理由,変身まどかと魔女が共存する世界観……等々)があるので御注意願います。
 放送終了から早くも五ヶ月が経とうとしますが、未だに作品への情熱が冷めず、逆にオリジナル作品の新作が見られないフラストレーションが創作意欲に変換されて行きます。
 こんな魅力的なアニメ作品は久々であり、これからも作品を愛するファンによる優れた二次創作作品が(媒体を問わず)次々と作りだされる事を願っています。


<第一部・昼の浜辺>

 真夏の太陽が容赦なく照りつけるS海岸のビーチ。
 人混みを避けた海岸端の一角に陣取った五人の少女たちはビーチパラソルを立てたり、ビニールシートを敷いたり、ビーチチェアをセットしたり、忙しげに動き回っている。
 杏 子「さやか、パラソルの角度を見てくれ。これくらいで大丈夫か」
 さやか「もう少し後ろに倒してくれる。……。はい、そこでストップ」
 ほむら「まどか、チェアの位置はここで良いかしら?」
 まどか「うん、大丈夫だよ」
 マ ミ「美樹さん、もう少しシートを引っ張ってくれる。……。それくらいね。どうもありがとう」
 杏 子「さて、陣地も完成した事だし、たっぷりと楽しもうか」
 マ ミ「あんまりハメを外さないようにね」
 杏 子「分かってるよ」
 さやか「はははは。こうしてみると、マミさんが保護者で杏子が娘みたい」
 杏 子「な、なんだと」
 マ ミ「はいはい、仲良くしましょうね」
 杏 子「マミ……。お前まで調子を合わせてんじゃねえよ……」
 ほむら「まどか、海に入りましょう。照り返しで体が火照ってきたわ」
 まどか「そうだね。それじゃ、行って来ます」
 杏 子「あまり遠くまで行くなよ。沖へ出ても助けにいってやらねぇからな」
 さやか「後であたしも行くから~」
 まどか「うん。先に海で待ってるね」
 杏 子「さて、あたしは日焼け止めを塗って食べ歩きをしてくるかな」
 マ ミ「まだ食べるの。待ち合わせ時間前に喫茶店でサンドイッチを食べて、電車の中でお弁当を食べて、バスの待ち時間にポップコーンを一袋食べてるんでしょう。どこに食べ物の入る余裕があるのかしら」
 さやか「ええ~? 待ち合わせ前にサンドイッチを食べてたの? 呆れた。あんたの胃袋はどうなってんのよ」
 杏 子「う、うるせぇよ。それよりさやか、日焼け止めオイルを塗ってくれ」
 さやか「えッ、あたしがぁ?」
 杏 子「いいだろう、へるもんじぇないんだから。それとも、あたしの背中にさわるのが怖いのかぁ」
 さやか「そ、そんな事あるわけないでしょう」
 マ ミ「うふふふふ。二人とも仲がいいわね。お似合いの夫婦みたいよ」
 さやか「ちょ、ちょ、ちょっとマミさん、何を言うんですか。冗談きついなぁ」
 杏 子「あたしとさやかが夫婦だって? アッハハハハ、悪くないかもしれないな」
 さやか「あんたまで何を言ってんのよ。ほら、背中に塗ってあげるから日焼け止めオイルを貸しなさいよ」
 マ ミ(なんて幸せな時間なんだろう。一人だった頃が嘘のようだわ)
 ビーチチェアに体を横たえながら、マミは穏やかに流れる時間に安らぎと幸せを感じていた。

 さやか「あんたの持って来た日焼け止め、なんだかベタベタするわね」
 杏 子「そうか?」
 さやか「瓶の形も変わってるし、ラベルも貼ってないわ。どこのメーカーの日焼け止めを買ったの」
 杏 子「メーカーなんて知らねえな。マミの薦める日焼け止めオイルを買ったんだから」
 マ ミ「あら、その瓶……。美樹さん、それは日焼け止めオイルじゃないわ、オリーブオイルよ」
 さやか「え?」
 杏 子「な、何だって。オリーブオイルだと。貸せッ」
 さやか「あん。なによ、乱暴ねぇ」
 さやかの手からオイルの小瓶を引ったくる杏子。
 杏 子「ほ、本当だ。これは昨日買ったサラダ用オリーブオイルの小瓶だ」
 さやか「えええぇぇぇ」
 杏 子「そうか。今日は可燃ゴミの収集日だったから、ゴミになる瓶のラベルを全部剥がして夜のうちに捨てたんだった。それでバッグへ入れ間違えたんだな」
 さやか「何やってんのよ、ドジねえ。マミさんと同居するようになってから少しは年頃の女らしい暮らしができるようになったと思ったけど……。やっぱり、あんたには野性的な生き方が合ってるわね」
 杏 子「う、うるせぇ。お前も塗る前に気付け」
 さやか「なに言ってんよ。あんたがドジなだけでしょう」
 マ ミ「まあまあ、二人とも落ち着いて」
 さやか「マミさ~ん」
 マ ミ「杏子、あなたの不注意が原因でしょう。怒鳴っては駄目よ。それにしても、美樹さんへ瓶を渡す前に気がつかなかったの?」
 杏 子「あ、ああ。オリーブオイルも日焼け止めオイルも使い慣れてねぇからな」
 マ ミ「ほら、このタオルで背中を拭きなさい。日焼け止めオイルはわたしのを使っていいわ」
 杏 子「サンキュウ。そ、それから、さやか……」
 さやか「なによ」
 杏 子「ど、怒鳴って悪かったな。あたしがいけなかったのに……」
 さやか「気にしてないわ、いつもの事だもの。ほら、後ろを向きなさいよ。背中を拭いてあげるから」
 杏 子「ありがと」
 マ ミ「うふふふふ。本当に良いコンビね、二人とも」

 さやか「ほら、背中全体にオイルを塗ってあげたから、あとは自分で塗りなさいよ」
 杏 子「おお、サンキュウ」
 さやか「それじゃ、マミさん。わたしも海に入ってきますね」
 マ ミ「気をつけてね。わたしも一息ついたら行くから。杏子はどうするの」
 杏 子「あたしは午後から海に入るよ。まずは海の家ならではの食べ歩きをしてくる」
 マ ミ「相変わらずね」
 杏 子「あたしに構わず子供たちを見てやれよ。お母さん」
 さやか「何が子供よ。日焼け止めとオリーブオイルを間違えて持ってくるようなドジッ子に言われたくないわ」
 杏 子「チッ。一本取られたな」
 さやか「それじゃ、行ってきま~す」
 杏 子「……。こんな楽しい時間を過ごすのは何年ぶりかな」
 マ ミ「え?」
 杏 子「一年前までの孤独だった毎日が嘘のようだなって、ふと思っちまってさ。昼間は学校でさやかたちと笑い合い、夜はあんたと一緒。なんだか懐かしい温もりに安らぎを感じるよ」
 マ ミ「それはわたしも同じよ、杏子。魔法少女としての悩みや苦しみを打ち明けられる友達がいなければ、学校から帰っても家には誰もいない。そんな一人っきりの生活が嘘のようだわ」
 杏 子「仲間がいるっていうのも悪くないな」
 マ ミ「そうね」
 杏 子「へへッ、なんか湿っぽい話になっちまったな。それじゃ、ちょっと買い物に行ってくる。さやかたちと一緒に海へ入るなら椅子の上に帽子でも置いていってくれよ。目印がないと迷っちまいそうだから」
 マ ミ「あなたが戻って来るまでは席を外さないから大丈夫よ。それよりお金は持ってるの?」
 杏 子「あッ。サイフを別荘に置いてきちまった……」
 マ ミ「まったく。ちょっと待ってなさい。……。はい。これ以上は買い食いしちゃだめよ」
 杏 子「五千円札! こんなに貰えねえよ、もっと細かくしてくれないか」
 マ ミ「困ったわね。あとは小銭しかないのよ。持ち歩きやすい500円玉は……ええと、4枚しかないわ」
 杏 子「それなら2,000円で買えるだけにするよ。ほら、これは返す」
 マ ミ「はい、確かに。それじゃ500円玉を1枚、2枚、3枚、4枚ね」
 杏 子「サンキュウ。それじゃ行ってくる」

 まどか「ちょ、ちょっと……。あはははは。冷たいよ、ほむらちゃん。いやだぁ。やめてぇ、さやかちゃんまで。集中攻撃はひどいよ~」
 さやか「あはははは。それなら次はほむらに……うぷッ」
 ほむら「油断大敵よ、美樹さやか
 まどか「今度はさやかちゃんを集中攻撃するよ、ほむらちゃん」
 ほむら「分かったわ」
 バシャ。バシャ。バシャ。バシャ。
 さやか「やったわね。それなら……むぐッ。ゴホッ、ゴホッ。ちょっとタイム。ゴホッ。海水が口の中に入ちゃった。ゴホッ」
 まどか「ご、ごめんね、さやかちゃん。大丈夫」
 ほむら「悪かったわ。痛むでしょう。すぐにウガイをしたほうがいいわ」
 さやか「だ、だいじょ……ゴホッ。やっぱ駄目だ。ちょっとビーチへあがるね」
 まどか「わたしたちも一度あがろうか、ほむらちゃん」
 ほむら「そうね」
 海水を飲み込んでしまったさやかの体を両脇から支え、三人は海から出た。
 ほむら「あら。あそこを歩いているのは佐倉杏子じゃないかしら」
 まどか「どれどれ。あ、本当だ。杏子ちゃ~ん」
 杏 子「ん? よう、こんな所で会うとは……って、どうしたんだ。さやかのやつ、いつになくゲンナリした顔をしてるみたいだけど」
 さやか「う、うるさい。ゴホッ。ゲンナリした顔で悪かったわ……ゴホッ、ゴホッ」
 杏 子「おい、無理するな」
 まどか「さやかちゃん、海水を飲んじゃってノドが痛いみたいなの」
 杏 子「そうか。それなら何か買ってきてやるよ」
 ほむら「目の前にカキ氷の販売ワゴンがあるわ。とりあえず、あれでノドを潤しましょう」
 杏 子「そうだな。待ってな、さやか。すぐに買ってきてやる」
 さやか「わ、悪いわね、杏子」
 杏 子「気にすんな。さっきのお詫びだよ」
 まどか「さっきのお詫び?」
 杏 子「な、なんでもない。気にすんな。それじゃ、ちょっと待ってな」

 数分後。杏子は大きな紙トレイに五つの紙コップをのせて戻ってきた。紙コップにはカキ氷が入っており、先端をスプーンとしても使える長いストローが挿してある。
 杏 子「ほら、みぞれを買ってきた。これならノドにも優しいだろう」
 さやか「あ、ありがとう。頂くわね」
 杏 子「まどかほむらの分もあるぞ。レモンとイチゴ、ブルーハワイ、好きな味を選びな」
 まどか「ありがとう、杏子ちゃん。ほむらちゃんはどの味にする?」
 ほむら「わたしはレモンにするわ。まどかは? レモンがよかったら譲るわよ」
 まどか「わたしはイチゴにする」
 杏 子「オッケー。それじゃ取ってくれ。あたしは両手が塞がってるから」
 ほむら「ありがとう、杏子ちゃん。頂くね」
 まどか「ありがとう。御馳走になるわ」
 杏 子「気にするな。これは保護者の奢りだ」
 まどか「保護者?」
 杏 子「このミルク抹茶金時が似合うヤツだよ」
 まどか「それって、もしかして……」
 ほむら「巴マミ」
 杏 子「正解。一歳年上とは思えない発育し過ぎた胸には練乳が似合うだろう? 五つセットで1,000円だったから全フレーバーを一つずつ選んできたんだが、凄い偶然だと思わないか」
 まどか「え、ええと。なんて返事をしたらいいんだろう」
 ほむら「巴マミのバストが羨ましいのね、佐倉杏子」
 杏 子「うッ。そ、そんな事ねえよ。でかい乳なんて邪魔なだけだ」
 さやか「負け惜しみは見苦しいわよ。素直に羨ましいって言ったらどう」
 杏 子「さやか。な、なんだ、ノドは大丈夫なのか」
 さやか「えへへへへ。みぞれを半分流しこんだらスッキリしたわ」
 ほむら「どうやら大事に至らなかったようね」
 まどか「よかったぁ」
 さやか「ごめんね、心配かけて」
 杏 子「おい、ノロノロ立ち話してる暇はねえぞ。氷が溶ける前に戻ろうぜ」
 まどか「あ、待ってよ~」
 ほむら「いま行くわ」
 さやか「ノロノロしてて悪かったわね」

 まどか「マミさ~ん」
 マ ミ「あら、もうあがったの?」
 さやか「えへへ。いろいろあって休憩しに戻って来ました」
 杏 子「このドジがなぁ……」
 さやか「ド、ドジとは何よ。あんたに言われたくないわ」
 マ ミ「どうしたの? 何かあったの?」
 ほむら「大した事ではないわ。水遊びの最中に美樹さやかが誤って海水を飲ん込んでしまい、カキ氷を流し込んで何とか落ち着いただけの事よ」
 マ ミ「あらあら、それは災難だったわね。大丈夫だった、美樹さん?」
 さやか「はい」
 杏 子「そんなわけで食べ歩きは中止して、5つセット1,000円のカキ氷を買ってきた。みんなで食おうぜ」
 マ ミ「あら、杏子にしては気がきくわね。1,000円も残して戻ってくるなんて、明日は雨かしら」
 杏 子「こんな格好で両手が塞がってちゃ、ゆっくり食ってもいられねえからな。さやか、悪いけどマミにミルク抹茶金時を渡してやって」
 さやか「オッケー」
 マ ミ「ミルク抹茶金時? なかなか渋い味を選んだわね」
 杏 子「マミさんは我々の保護者ですから。大人の味を楽しんでもらおうと思いましてね」
 マ ミ「杏子ったら、まだ言ってるのね」
 さやか「はい、どうぞ。マミさ……あッ」
 砂に足をとられ、さやかは体のバランスを崩した。辛うじて転倒は免れたものの、この衝撃で練乳がかかっている氷の一部が前方へ吹っ飛んだ。
 ベチャッ。
 マ ミ「キャッ。冷た~い」
 さやか「ご、ごめんなさい。マミさん」
 マ ミ「気にしないで。ちょっと驚いただけよ」
 杏 子「くっくくく。あ~っはははは」
 さやか「な、何よ、急に笑い出したりして」
 杏 子「マミの左胸を見てみろ。あ~っはははは」
 さやか「左胸?」
 まどか「?」
 ほむら「ふふっ」
 マ ミ「え? あら、いやだ。練乳がついてしまったわ」
 杏 子「くっくっく。ほむらは分かってくれたみたいだな。お乳を出しているホルスタインそっくりだ。あっはははは」

 さやか「あわわわ。ご、ご、ごめんなさい、マミさん。悪気があったわけじゃないんです。そ、その、砂に足をとられてしまって……」
 マ ミ「大丈夫よ、美樹さん。落ち着いて。杏子、あなたも笑い過ぎよ」
 杏 子「わ、わりぃ。あまりにも似合いすぎていたんで」
 マ ミ「失礼しちゃうわね。そんな事を言うなら、もうお小遣いをあげないわよ」
 さやか「へえ、杏子ったら、マミさんからお小遣いを貰ってたんだぁ。あんたこそマミさんの子供じゃないの。ねえ、まどかほむら
 まどか「マミさんなら優しいお母さんになれるわよ」
 さやか「そういう問題じゃないでしょう」
 ほむら「母性的な魅力なら五人の中でダントツね」
 さやか「そういう問題でもない……って、もういいや」
 杏 子「おっと、他人事(ひとごと)じゃねえや。この暑さで氷が溶けだしてきてる。さっさと食べようぜ。食い終わったらトレイの上に紙コップを戻してくれ、後で捨ててくるから」
 まどか「それじゃ、頂きます。マミさん」
 ほむら「頂きます」
 さやか「御馳走になりま~す」
 まどか「(シャリ、シャリ、シャリ)」
 ほむら「(ほむ、ほむ、ほむ)」
 さやか「(シャク、シャク、シャク)」
 杏 子「(シャリ、シャリ、シャリ)」
 マ ミ「(シャク、シャク、シャク)」
 さやか「ん~。頭にキーンとくるわ」
 ほむら「……んん……」
 まどか「これがいいんだよねぇ」
 杏 子「そうそう、この頭にキーンとくる感じがカキ氷を食べる楽しみの一つなんだよなぁ」
 マ ミ「和風な抹茶のいい味。落ち着くわ。紅茶とはちがった甘さは練乳と相性バッチリね」
 さやか「さすがマミさん、大人っぽい抹茶の雰囲気が似合うなぁ」
 まどか「そうだね。わたしたちが抹茶味のカキ氷を食べても、背伸びしている子供が大人の味を求めているようにしか見えないものね」
 ほむら「わたしたちにはマネできないわ」

 杏 子「あ~。食った食った」
 さやか「そんな事を言って、本当は物足りないんでしょう」
 杏 子「まあな」
 マ ミ「まったく。あなたは食欲の権化ね」
 まどか「ねえねえ、せっかくなんだから、今度はみんな一緒に海で遊ばない?」
 さやか「いいわね。マミさんも海に入りましょうよ。ついでに杏子も」
 杏 子「つ、ついでにって……」
 マ ミ「そうね。せっかく海水浴にきたんだし、海へ入らないともったいないわね」
 さやか「そうですよ」
 マ ミ「それじゃ行きましょうか」
 マミは細々(こまごま)したビーチ用アイテムと昼食用資金が入った防水バッグを手に持つと、ビーチチェアをたたんでビニールシートの上に寝かせ、ビーチパラソルをスタンドから抜いてビーチチェアの脇に置いた。
 さやか「よ~し、海まで競争だぁ」
 杏 子「負けねえぞ」
 まどか「わたしだって」
 ほむら「美樹さやか、今度は転ばないように気をつけなさい」
 さやか「大丈夫だって、心配無用よ」
 マ ミ「ちょっと待って、みんな走るのが早いわよ~」
 杏 子「大きな胸が邪魔で走れねえんじゃねえか。グズグズしていると置いてくぞ」
 さやか「(小声で)杏子って自分の胸が小さい事がコンプレックスなのかしら」
 ほむら「(小声で)なぜか巴マミの胸ばかり気にしているわね」
 まどか「(小声で)水着だと普段よりもバストの大きさが目立つからじゃないの」
 杏 子「おい。しっかりと聞こえてるぞ」
 さやか「なんだったら今夜、わたしが大きくなる様に念じながら胸を揉んであげましょうかぁ」
 杏 子「本当か……(´д`*)。あッ」
 ほむら「……えッ?」
 まどか「きょ、杏子ちゃん?」
 さやか「あ、あんた……」
 杏 子「い、いや。その……。ち、違うんだ。今のは勢いと言うか何と言うか」
 さやか「な~んだ。胸を揉んでほしかったのか。それなら恥ずかしがらずに言えばいいのに。まかせておきなさい。このわたしが心を込めて揉んであげるから」
 杏 子「な、何を言い出すんだ。あたしは……。その……。ただ……」
 ほむら「それなら、わたしはまどかの胸を揉んであげるわ。まどか、一緒に大きくなりましょう」
 まどか「う、うん」(ほむらちゃんも意外とノリがいいんだなぁ。知らなかった)


⇒ To be continued
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