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2018-06

ブログ開設8周年記念 イラスト共艶企画

 去る2018年4月18日に「黄昏タイムス Twilight Times」は開設8周年を迎えました!
 何事にも飽きっぽい私が(最近は更新ペースが著しく低下していますが)8年以上もブログ運営を続けていられるのは同好の士ともいえるリョナラーの皆様、常連閲覧者の皆様、定期的にお越し下さる方々、pixivTwitterで交流のある皆様、相互リンクサイト運営者の方々からモチベーションを維持する刺激と気力をいただいているおかげです。
 根気と時間と体力とネタが許す限り「黄昏タイムス Twilight Times」の運営はライフワークとして続けていきますので、今後とも当ブログをよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

 開設8周年記念にあたり、pixivやTwitterで交流のある8人の絵師様から素敵な記念イラストを頂戴しました。今回も全て描き下ろしの新作です!
 技受けキャラクター候補として挙げたのは、呂玲綺(「真・三国無双7」より)、三島一美、リリ(どちらも「鉄拳7」より)、マリー・ローズ、ほのか、(どちらも「DOA5LR」より)、先代巫女(「東方」シリーズより)の5人となります。
 貴重な時間を削って珠玉の作品をご執筆下さった絵師の皆様には記して感謝いたします。

 本来は4月18日にご紹介すべきところ、二ヶ月以上も作品掲載が遅れてしまいました事、作者の皆様には深くお詫び申し上げます。
 作品は作者様の五十音順に掲載しました。画像アップロード容量制限の都合により、Wi--氏のイラスト3点は作品鑑賞に支障がないと判断できるサイズへ縮小しておりますが、この点、なにとぞ御了承願います。
 作品のタイトルは、pixiv投稿時のタイトルをお借りました。タイトル()記載の作品は直送でご提供いただいた作品です。
 (C)表記ですが、今回からは基本的にイラストを描かれた絵師様の名前のみを表記します。かといって、キャラクターの著作権者様を軽んじているわけではありません。今後、将来的に著作権利の複雑なキャラクターが登場するかも知れない事を見据えての対応とご理解いただけましたら幸いです。

 当ブログをご訪問下さる方々には改めて言う必要はありませんが、新作イラスをご提供下さった絵師様の中にはリクエストを受けておられない方もいらっしゃり、その絵師様からは御好意による例外として作品をご提供いただきました。
 リクエストを受け付けておられない絵師様への強引なリクエスト依頼はお控え下さいますよう、今回も僭越ながら一筆書き添えさせていただきます。
 それでは、ハイクオリティな極上のイラスト群(CG作品も含む)、存分にお楽しみ下さいませ!


1.イナゴっち様「先代巫女にバスター技」
イナゴっち氏「先代巫女にバスター技」
(C)イナゴっち
【鑑賞】「バスター技と触手攻めにやられる先代巫女」というコンセプトで描かれたバスター技イラスト。太腿や巨乳を色っぽく描く事に定評のあるイナゴっち氏らしく、今回も先代巫女の全身が肉感的に描かれています。股間周辺に集中する汗描写も細かいながら気の利いた演出です! 先代巫女の大事な部分を陵辱しようと迫る触手も超チェックですw

2.えふな人
えふな人氏「コウモリ固め」
(C)えふな人
【鑑賞】3Dキャラクターメイクソフト「ハニーセレクト」で再現された3D格闘ゲーム女子キャラクター達の再現度の高さが半端ありません! バスター技と関節技を合体させたような複雑なフォームのオリジナル技は破壊力抜群の必殺技に相応しい迫力を持っています。「華奢な美少女の全身を痛めつける豪快な技」という発想を見事に表現した力作です。

3.きてぃさん
きてぃさん氏
(C)きてぃさん
【鑑賞】スパイラス(「七星闘神ガイファード」に登場する敵怪人)が仕掛ける関節技に悶絶する女天狗の餅肌を流れる脂汗と股間に食い込むハイレグ水着の描写がエグい股裂き描写をエロく見せています! 女天狗の苦しむ表情を見て淫靡な笑い顔で見つめるスパイラスにはドSの属性が見られ、その属性が恥辱と痛みを同時に与えるエロチック関節技のイラストに錦上花を添えています。

4.しろたてと@同人エロゲ制作中様「リリVS三島一美」
しろたてと氏「リリVS三島一美」
(C)しろたてと
【鑑賞】汗の描写、大きな乳、股間に食い込む衣装、技を官能的に見せる構図の決め方。自身の技イラストを極限までセクシーに見せるためのポイントが細部まで計算され尽くしており、いつもながら見事な仕上がりです。孫に恥ずかしい姿を見られ赤面する一美、そんなシチュエーションを妄想させますw
【付記】pixiv公開版には、作品説明蘭に「たまにはこんな技もどうかしら?オバサマ♡」というリリのセリフが記されています。

5-01.ジン様「21号VS呉カルラ バスター技」
ジン氏「21号VS呉カルラ バスター技」
(C)ジン
【鑑賞】黒白目の人外娘と黒白目の暗殺者JKによる夢の対決。バスター技の弱点である首のフックを尻尾による首締めでフォローしており、これでは両腕が自由であっても脱出どころか身動きできません。この発想は盲点でした。カルラの股間と21号の巨乳を同時に見せる俯瞰アングルも好印象です。

5-02.ジン様「ポプ子&ピピ美VSマリー・ローズ バスター技」
ジン氏「ポプ子&ピピ美VSマリー・ローズ バスター技」
(C)ジン
【鑑賞】大股開きの逆さ吊りポーズを強いられるマリー・ローズの苦悶顔と屈辱的な姿が個人的には好きです。バスター技イラストと見た場合、相手の後頭部を肩に乗せるのではなく曲げた肘で支えている事に「上手くバランスがとれるのかな」と思ってしまいますが、マリーの苦悶顔、ちっぱい、股下をガッツリと見せるためならば多少の強引さは仕方ありません。技イラストとしてのバランスより、マリーのエロチックなポーズを描く事を優先したジン氏の決断に賛成します。

5-03.ジン様「三ツ星カラーズVS呂玲綺 バスター技(まんぐり返し)」
ジン氏「三ツ星カラーズVS呂玲綺 バスター技(まんぐり返し)」
(C)ジン
【鑑賞】ゲーム機から飛び出た3Dキャラクターを現実世界の少女が弄ぶ、この発想は斬新です! ジン氏は「本来のバスター技から意味から外れるかどうか、おそるおそる描きました」と仰っていますが、こういうのも全然ありです。モッコリした股間や二つの巨乳の谷間をエッチく見せる濃紫のコスチュームとバックドロップされたような呂玲綺のポーズはGJな組み合わせです!

6.ぶらっく武居様「EXお嬢様首固め」
ぶらっく武居氏「EXお嬢様首固め」
(C)ぶらっく武居
【鑑賞】ブログ開設当初からイラスト寄稿をして下さっている、ぶらっく武居氏の最新作は股間晒しの開脚ポーズで首締めされるリリの官能的な姿を描いた首固めの技イラストです。重く垂れ下がってきた美しい巨乳と内股気味な大股開きの描写は、ドSな美少女セレブが苦悶の表情を浮かべる全体の構図も手伝い、強烈なエロスを醸し出しています。

7.夕-gray様「DOA5ヒロインズの激闘 【イラスト企画寄稿用】」
お題はゲーム「DOA5」に登場するマリーとほのかの壮絶な足関節技の掛け合いバトルです。差分
夕-gray氏「DOA5ヒロインズの激闘 【イラスト企画寄稿用】」
(C)夕-gray
【鑑賞】知る人ぞ知る伝説の関節技【百足固め】(初出は猿渡哲也氏の格闘漫画「高校鉄拳伝タフ」)を完全再現! 下手をしたら技を仕掛けた側も足関節を痛めるであろう技をチョイスし、「ほのかとマリー・ローズ、両者ともに相手の関節を上手く極める事に失敗して自分にダメージが帰ってくる」というシチュエーションを作り上げる発想には脱帽です! 数多くの関節技をpixivに発表し続ける夕-gray氏だからこそ描けた一枚と言えるでしょう。
【付記】pixiv掲載版では背景差分もご覧いただけます。

8.らすP
らすP氏
(C)らすP
【鑑賞】六本の腕が複雑に絡み合う高難易度の阿修羅バスターを描いた、イラストというよりは絵画と言っても過言ではないハイクオリティな技イラストです。大きな胸を重力によってブランと垂らし、万歳しながら股裂きパンモロポーズをさせ、苦痛の表情も見せる、現実世界では絶対に同居できない要素を最低限な「二次元的嘘」だけで同居させてしまう画力には凄い意外の言葉が出てきません……。
【付記】ほのかの股間(急所)が極端なくらいモッコリしているのは、依頼人である私の希望によるものです……。これくらいモッコリしていた方がバスター技の股裂きポーズに映えますので(>w<)
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久しぶりの「鉄拳7」リョナ対戦

 一週間前の事になりますが、PSNのフレンドさん(名前を出してよいか確認をしていないので、以下、Friend(友達)の意味のF氏と仮称します)とオンラインで「鉄拳7」のリョナ対戦をしました!
 しばらくぶりでF氏がPSNにログインしているのが確認できたのでメッセージをお送りしたところ、「久しぶりに「鉄拳7」でリョナ対戦でもどうか」という話になり、金曜日と土曜日の週末二日間を利用して二時間ばかり対戦と雑談を楽しみました。
 ボイスチャットで会話ができるため、試合運びの打ち合わせも対戦中にリアルタイムで行えたので、攻守交代のタイミングなども含め、スムーズな対戦ができました。
 週末の貴重な時間を使って対戦にお付き合いいただき、部屋立てやボイスチャット設定を行って下さったF氏には、この場にて改めて御礼申し上げます。

 初日の対戦は6月15日の金曜日に行いました。
 午後10時過ぎに対戦ルームへの招待状とボイスチャットグループへの案内をいただき、対戦準備完了。
 ロビー画面で待機しながらボイスチャットを使って試合運びを相談し、三戦交代で攻守を入れ替え、それぞれが得意とするキャラクターで女子ファイターをリョナりました。
 私はドラグノフとニーナの関節技地獄で、F氏はキングの投げ技コンボで、一美ママやエリザちゃん、シャオ、リリお嬢様を辱めながら痛めつけました(>w<)
 日付けが変わるまで合計30試合以上はこなしたでしょうか、満足いくまで女子勢の痴態を楽しみ、対戦終了後に雑談をして、午前2時少し前に対戦ルームを抜けて解散しました。

 二日目の対戦が行われたのは6月16日の土曜日です。
 前日の対戦で自キャラのカスタマイズ数が少ない事を痛感し、この日は早々に風呂からあがって午後9時頃からキャラクターカスタマイズに取りかかりましたが、思ったよりも時間がかかり、かなりF氏を待たせてしまいました。
 私と入れ違いに入浴で中座していたF氏が戻り、すぐに対戦ルーム設置から招待状送信、ボイスチャットグループ作成の作業を済ませて下さり、午後10時半から対戦がスタート。
 相変わらず3ラウンド設定にして試合を楽しみましたが、対戦内容を録画しつつ、「ここだッ!」という決定的瞬間はスクリーンショット保存していました。
 ところが、ここで自分の無知を恥ずかしく思う事実が発覚。動画モードでの録画中にスクリーンショット機能を使うと録画が解除されてしまい、それまで撮っていた動画データは残らないのです。
 前日分の録画も確認してみたところ、ほとんどの動画データが保存されておらずガッカリ。眠くても昨夜のうちに動画データをチェックしておくべきでした……。
 過ぎた事を悔いていても仕方ありません。この事実を遅まきながら知った私はタイミングが命の一発勝負撮影に賭け、目を皿のようにして見ながらベストショットを狙い、途中からとはいえ、かなりスクリーンショットが撮れました(^0^)
 前日より少しい午前1時頃に対戦を切り上げ、やはりボイスチャットで雑談をしてから解散しました。

 久しぶりのオンライン対戦は楽しく、アッと言う間に数時間が過ぎ去りました。
 遅くまで対戦と雑談にお付き合いいただいたF氏には感謝いたします。

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のアニメ化決定ぃぃぃ!

 待ちに待っていた「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のアニメ化と放送開始日が決定しました!
 タイトルは原作と同じ「「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」。
 以前から「2018年内に第5部のアニメ放送が始まる」という噂は聞いていましたが、情報源が不明だったのでアニメ化するとしても2019年の春だろうと思っており、それだけに今秋からの放送開始は嬉しいニュースです。

 本件についてはアニメ関連のニュースサイトなどで報じられており、詳細については各サイトをご確認下さい。
 私が参考にしたWEB記事は「「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」TVアニメ化!10月に放送開始」(「コミックナタリー」2018年6月21日付け更新記事)です。
 テレビ放送に先駆け、下記の日程で第1話の先行上映が行われるとの事。このプレミアム試写会で、主要キャラクターの担当声優が発表されるそうです。
 ジャパンプレミアの日程や会場情報は前掲記事からの引用です。


テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」ジャパンプレミア
 日時:2018年7月5日(木)19:15開場
 会場:イタリア文化会館 アニェッリホール


 第5部アニメ化決定の発表直後、早くもファンによって担当声優を巡る熱い意見交換が行われています。
 2011年6月から『ウルトラジャンプ』で連載が始まった第8部「ジョジョリオン」は、往年のファンから今ひとつ支持されていないようですが、(荒木先生には失礼を承知で言いますが)辛うじて脂の乗っていた時期に連載された第5部には連載終了から20年近く経った現在も熱心なファンが多いようです。
 かくいう私も「ジョジョ〜」の影響でイタリア語を習っていた時期がありました……(汗)
 主要キャラクターの声優に関するファンの意見は「【第5部】ジョジョの奇妙な冒険の声優は誰?気になる!声変わってほしくない!まとめ!」(「現職ナース こきゆほ の「ただただ楽しい」サイト」2018年6月21日付け更新記事)に詳しくまとめられており、一読をお勧めします。

 後半のエピソードになりますが、主人公チームの紅一点であるトリッシュ・ウナが戦うヒロインとして覚醒し、絶対に死なない強敵ノトーリアスB・I・Gを相手に狭い飛行機内で死闘を繰り広げるティレニア海上空でのバトルが個人的にアニメで一番見たいところです。
 原作におけるトリッシュとノトーリアスB・I・Gの戦いは、過去記事「ギャングの娘、戦うヒロインに覚醒!」で紹介していますので、よろしかったら見てやって下さい(>w<;

 最後になりましたが、現時点(2018年6月22日現在)で公開されている放送開始予定とスタッフ情報を以下に記します。
 こちらの引用元も前掲記事「「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」TVアニメ化!10月に放送開始」です。
 キービジュアル画像については個人的なイメージとは微妙に違う「コレジャナイ感」が強いキャラクターデザインだった事もあり転載は見送りました。ご了承下さい。
 トリッシュとノトーリアスB・I・Gの戦いをアニメで見たいと思う一方、アニメ版トリッシュのデザインに一抹の不安もあり、痛し痒しな気持ちです……。


放送情報
 2018年10月より放送開始予定

スタッフ
 原作:荒木飛呂彦(集英社ジャンプ コミックス刊)
 総監督:津田尚克
 監督:木村泰大、高橋秀弥
 シリーズ構成:小林靖子
 キャラクターデザイン:岸田隆宏
 総作画監督:石本峻一
 スタンドデザイン・アクション作画監督:片山貴仁
 プロップデザイン:宝谷幸稔
 美術設定:滝れーき、長澤順子、青木薫
 色彩設計:佐藤裕子
 美術監督:吉原俊一郎、加藤恵
 撮影監督:山田和弘
 編集:廣瀬清志
 音響監督:岩浪美和
 音楽:菅野祐悟
 アニメーション制作:david production

380,000HIT達成の御礼

 2018年6月16日の土曜日、当ブログへのアクセス数が380,000Hitに達しました。
 カウンター機能で時間別アクセス数を調べてみたところ、日が変わった直後の午前0時頃にキリ番達成となったようです。
 前回のキリ番達成(370,000Hit)は2018年3月1日。その月末から約2ヶ月間は事実上のブログ休止期間であったにも関わらず、これまでと同じ3ヶ月弱で10,000アクセスが記録された事にブログ管理人自身が驚いています!
 リョナ養分の足りない記事が多くなり、更新ペースも不定期であるにも関わらず、当ブログを見捨てずに訪問して下さる皆様には心から感謝し、ここに厚く御礼申し上げます。

 今回のキリ番記念イラストは、戦場ヶ原ひたぎ(西尾維新氏によるファンタジー小説「化物語」のヒロイン)が改良阿修羅バスターを掛けられている技イラストです!
 pixivで交流のある、うわぁ…氏から作品を御提供頂きました。
 うわぁ…氏と交流するキッカケが阿修羅バスターのイラストだっただけに、今回、うわぁ…氏による最新の阿修羅バスターをご紹介できたのは望外の喜びです。
 突然の申し出にも関わらず、イラスト転載を許可して下さったうわぁ…氏には記して感謝いたします。

380,000Hit達成記念イラスト
(C)うわぁ…

 なお、このイラストには合計3枚の差分が用意されており、うわぁ…氏のイラストブログ「ルーム073 〜エッチなイラスト練習帳〜」(2018年4月21日付け記事「ひたぎの下着と天地逆転の開示請求」)、またはpixivの作品掲載ページで見る事ができます。
 より過激で、さらに恥ずかしいひたぎさんの開脚ポーズをご覧になりたい方は、うわぁ…氏のイラストブログか作品掲載ページへリンクしましょう(^0^)

不当に虐げられる磯野カツオ

 本記事では、アニメ「サザエさん」への批判的な意見が書かれています。
 ネガティブ・キャンペーン的な意図はなく、あくまで一視聴者の意見として思う事を勝手気ままに書いていますので、個人のグチ、エセ評論、ネガキャン記事を好まない方は、閲覧にあたり上記の点を御注意下さい。




 10日程前にアニメ版「サザエさん」(以下、特記のない「サザエさん」とはアニメ版を意味します)をディスるような記事を書いたばかりですが、引き続き、少し古い「サザエさん」を見ていたら改めて批判的な意見となる事を承知で関連記事を書きたくなり、我慢できなくなって実行に移しました。
 なんだかんだ言いながら「サザエさん」を見ている事には「結局、好きなんじゃないか」と言われそうですし、文句をつけている事には「だったら見なければいいだろう」と言われそうですが、ドタバタ調の風刺漫画だった原作の「サザエさん」が大好きなだけに、あまりにも酷いアニメ版について一言もの申したくなる気持ちが抑えきれないのです……。

 どれだけ酷いのか、具体的に例を挙げていきます。
 まずはギスギスした人間関係。親兄弟でさえ心から信用できず、腹の探り合いも珍しくない磯野家。あのマスオでさえ、心底からサザエを信用していないようです(「一生懸命に貯めたヘソクリを見つけたら取り上げられる」とサザエを恐れているマスオ、ヘソクリを見つけたら「見つけた者の物よ!」と言わんばかりにパクるサザエ。こんな関係の夫婦が互いを信頼していえるとは思えません)。
 次に、徹底した監視社会の恐怖。あさひが丘に一歩でも足を踏み入れた瞬間、その人の個人情報は丸裸にされます。例えば、カツオがどこにいるのか、何をしているのか、誰と一緒にいるのか、挙げ句の果てにはテストの採点答案返却日すら、信じられない短時間で調べがついてしまうのです!
 最後に……これは近年の「サザエさん」に顕著な点ですが、カツオへの執拗で陰険な差別です。イタズラの結果として叱られるのは仕方ありませんが、バカなタラオが悪いのに怒りや憎しみがカツオに向けられる場合は理不尽としか言いようがありません。息子を信じ、守ってやるべき立場の舟でさえ、カツオに無条件な疑いを向ける事もあります。

 これら「サザエさん」における『負の要素』を凝縮して見られるのが「ぼくはポーター」(作品No,6247)の冒頭です。
 タイコさんを手伝って大きな白菜2玉を運ぶシーンから磯野家玄関先での茶番までの35秒間。この短い時間でカツオは隣人にプライバシーを侵害され、姉と母から疑われたうえ、勝手な思い込みによる言葉の暴力を振るわれています。
 僅か35秒のシーンなので、大雑破に話の流れをまとめつつ、カツオの受難について書いてみました。

 タイコを手伝って重い白菜を波野一家が暮らすマンションまで運んできたカツオは、玄関先で「ほんの少しだけど」と小遣いをもらいます。お駄賃を貰った事について、詮索好きな姉や世間体を気にする母親から小言を言われるのを気にしてか、カツオは「困ります。そんな事されちゃあ」と断りますが、優しいタイコは「カツオちゃんが持ってくれなかったら、タクシーを使うところだったのよ」と言ってポケットに小銭を入れてあげるのでした。
 帰宅後、不意にサザエが「タイコさんの荷物を持ってあげたんですってぇ」とカツオに言ってきます。驚いたカツオに対し、舟は「お隣のお軽さんが見たんだよ(←親戚の手伝いすら監視・報告される恐怖)とフォローし、カツオ糾弾のためにサザエと共同戦線を張ろうとします。
 お軽だけに口が軽いらしく、女学校時代の同級生にペラペラといらん事を喋る伊佐坂夫人。この程度の善行、わざわざ報告するまでもないでしょうに。こんな事まで監視・報告されるカツオが不憫でなりません。
 相手を小馬鹿にしたようなムカつく表情の薄笑いを浮かべながら、舟は「タイコさんにお駄賃貰ったりしてないだろうねぇ(←「息子を信じない母親」というギスギスした人間関係)とカツオを疑いますが、答えを聞く前から「カツオが無料(タダ)で手伝いをする筈がない。絶対、お小遣いをもらっているわ」と言いたげな口調です!
 舟の頭の中には「息子が手伝いをする=何か下心があるに違いない」という金科玉条の定義があり、「見返りを求める善行は悪だ」と決めつけ、それが「他人の手伝いをして小遣いを貰うような息子を持って恥ずかしい」という結果になる。【理想的な日本の母親像】と賞賛されがちな舟ですが、実際は世間体を気にする自己中心的な母親に他なりません。
 しばらくして波平が帰宅しますが、帰る早々、波平は「そこで裏のおばあさんに会ってなぁ。ゆうべ、カツオに重たい洗剤を持ってもらった、って喜んでおったぞ」と言います。
 100メートル先に落ちた針の音さえ聞きとれそうな聴力で波平の話を聞きつけ、玄関へ駆けつけたサザエ&舟の名コンビ。サザエは問答無用で「カツオ〜、そんなとこでも商売してたの!」と叱りつけ、舟は舟で「何を頂いたんだい」と根拠のない詰問で先制攻撃を仕掛けてきました。
 老人に親切な行いをした弟に向かい、いきなり「そんなとこでも商売してたの!(←別に商売しているわけでもないのに理不尽な小言を言われる)と決めつけ、憎悪に満ちた表情で弟を睨みながら叱りつける姉。頭のネジが何本か外れているのではないでしょうか。子育てより世間体を気にする生き方を優先させた結果、舟は娘の教育や躾に失敗したようです。
 息子の親切心を微塵も信じておらず、娘の尻馬に乗って「何を頂いたんだい」と追い討ちをかける舟の態度も「あの娘にして、この母親あり」といった名コンビぶりを発揮しています。
 サザエも舟も「カツオが良い事をする=金品を貰うため」と思い込んでいるようですが、カツオの生活態度に多少の問題がある事を差し引いても、この言葉は酷すぎます!
 しかし、クレイジーな姉やモンスターペアレントの戯れ言に動じる事なく、カツオは冷静に「お父さん、続きを話して」と対応し、波平に「カツオは絶対にお礼を受け取ろうとはしなかったそうだ」と証言させ、言いがかりをつけてきたヒステリーな姉と疑う事しかできない母親を黙らせます。
 それとなく謝罪できるような流れへ持ち込むため、カツオは「何かご質問は?」と言うのですが……サザエと舟の口から謝罪の言葉は出ず、二人とも「しまった! 早まったか」と言いたげな表情で互いの顔を見つめるだけでした。

 原作の「サザエさん」も決して和気藹々とした姿だけが描かれているわけでなく、家族間であっても時には人間らしく感情を剥き出しにして衝突する事もあります。
 しかし、アニメ版「サザエさん」のように陰険な腹の探り合いや不当差別はなく、気兼ねなく一緒に暮らせる間柄だからこそ、お互いに自分の主張を貫くために意見の対立や感情の縺れが生じるのです。

 長谷川町子先生が遺した国民的人気漫画「サザエさん」。貴重な文化遺産ともいえる「サザエさん」を原作にしたアニメが、ロートル脚本家のやりたい放題で貶めたり、無能なスタッフによって汚(けが)されていくのは見るに耐えません。
 2019年10月で放送50年を迎えるのを機に、手描きによるセル画アニメという唯一のアイデンティティすら失ったアニメ版「サザエさん」は、無駄に長寿を誇るだけのアニメとしてみっともなく生き残る道を断つべきです。

妖艶無残な見立て殺人の美(島田一男「下田子守り唄殺人」より)

 島田一男氏は40年に及ぶ作家生活の中で数多くのシリーズキャラクターを生み出しました。
 四十代以上の推理小説愛読者であれば、刑事弁護士の南郷次郎、鉄道公安官の海堂次郎、特命刑事の千崎進吾といった個性豊かなキャラクターが活躍する作品を最低一冊は読んでいると思いますし、お耳役檜十三郎や御朱印銀次など、時代物にも何人かのシリーズキャラクターがいます。
 熱海周辺を舞台にした犯罪と縁のある“死神監察医”こと松平利春は島田氏の生み出したキャラクターでは(おそらく)最後期にあたり、1989年発表の書下ろし長編「熱海走り湯殺人事件」に初登場しました。

 1992年発表のシリーズ第5作「下田子守り唄殺人」では、遠州子守り唄の歌詞に見立てた連続殺人が扱われています。
 遠州子守唄りの歌詞は無邪気で牧歌的なのですが、それに見立てた殺人死体は意外にもセクシャルな演出が施されており、太鼓詰めにされて両膝を胴から垂らした美女やら、磔刑を思わせる姿で稲掛けに縛り付けられた美女やら、殺されている女性が全裸という事もあり、その様子を想像するだけで陰惨ながらも興奮を禁じ得ない背徳的な美と艶が感じられました。
 無残絵にも通じる、ある意味、リョナラーにとっては嬉しいと思われる現場検証時の描写を以下に紹介します。

 まずは第三の殺人の描写から。
 太鼓に体を突っ込まれた死体の足が胴の縁から垂れ下がっている様子の描写と、直腸温度を測るため大股開き状態にされた事が語られる場面です。
 殺されていたのは、ある病院で副院長をしている女性でした。


【前略】女が太鼓の中で死んでいたって?」
「太鼓は両面共、三つ巴が大きく書いてあるんですがね、裸の女はその巴の一面を破って、円筒型の胴の中へ上半身を埋め込み、両足の膝を胴の縁にダランと垂らしてたんです」

 【中略】
 人だからの中央に、大きな太鼓が置いてあった。その胴の縁から、ブランと女の素足が垂れていた。
 【中略】
「死体を動かさなかったかね?」
「動かさねェですとも。動かそうとしても、コチコチになっていて動かねェんです。直腸温度をはかろうとした時も苦労したんです。股を開かせようとして、二人がかりでやっと拡げた程ですから。裸で死んでいたんで助かりましたよ」

≪徳間文庫『下田子守り唄殺人』P92〜96≫


 続く第四の殺人では、稲掛け(「刈り取った稲を束ね、穂を下にして、掛けて置くところ」。徳間文庫『下田子守り唄殺人』P128より)へ磔状態にされた死体が松平監察医の視点から描写されています。ちなみに、四人目の犠牲者は短大生の若い女性です。
 両手を左右に拡げたポーズでの磔。不謹慎かも知れませんが、腋好きには嬉しい恰好です!


 いた! 正しくそこに全裸の若い女性の変死体が立っていた。
 磔刑になったキリストの姿そのまま、両手を左右に拡げた全裸の女を、十字架様の死刑台に縛り付けて、立ててあるのだ。
≪徳間文庫『下田子守り唄殺人』P129≫


 この後、事件は第五の殺人を経て急転直下の解決を迎えますが……連続猟奇殺人の最後は非常にあっけないものでした。
 もし、これから「下田子守り唄殺人」を読んでみようという方がいるようでしたら、これだけは声を大にして言っておきます!
 全ての謎が理路整然と解き明かされ、意外な犯人が明かされるという本格推理小説を期待するとうっちゃりを食わされる予想外の結末が待っているのでご注意を……。

死の限界を愉しむ男(蘭郁二郎「息を止める男」より)

 日本SF界の先駆者として海野十三氏と並び称される蘭郁二郎氏のデビュー作は、呼吸停止時の苦しみに酔いしれる水島という男を主人公にした奇抜な発想のフェチシズム掌編でした。
 タイトルもズバリそのまま「息を止める男」です! 昭和6年に平凡社から刊行された「江戸川乱歩全集」の付録冊子『探偵趣味』に掲載されました。
 江戸川乱歩氏は本作について「もっと練って探偵小説的な事件を付加え、長く書いたらいつか新青年に当選した「股から覗く」に似た好短篇が出来るかも知れない」と評していますが、実際、主人公のマゾヒスト性を活かした探偵小説的事件を書き加えてみたら、寸評の中で引き合いに出されている「股から覗く」(作者は葛山二郎氏。同作については過去にも当ブログで紹介しています)や乱歩氏の代表作「陰獣」のようなフェチシズム探偵小説の快作に仕上がっただろうと思います。

 蘭作品に詳しいSF研究家の會津信吾氏は、本作のモチーフを「死のギリギリまで自分を追いこむマゾヒスティックな快感と、体内回帰願望が入りまじった、異常感覚の世界」と表現していますが言い得て妙です!
 苦痛と快楽を同時に愉しむ男の様子、どうぞご覧下さい。


 【前略】まあ話を聞くよりは自分でちょっと息を止めてみ給え、始めの二三十秒はなんでもないかも知れないが、仕舞いになるとこめかみ(原文は4字に傍点)の辺の脈管の搏動が頭の芯まで響いて来る。胸の中は空っぽになってわくわくと込み上げるようになる――遂、堪らなくなって、ハァーと大きく息を吸うと胸の中の汚いものがすっかり嘔き出されたようにすがすがしい気持になって、虐げられた心臓は嬉しそうに生れ変ったような新らしい力でドキンドキンと動き出す。
 僕はその胸のわくわくする快感が堪らなく好きなのだ。ハァーと大きく息する時の気持、快よい心臓の響き。僕はこれ等の快感を味わうためには何者も惜しくないと思っている」

≪論創社『論創ミステリ叢書60 蘭郁二郎探偵小説選Ⅱ』P2≫

 【中略】もう二十分も経った。その瞬間不吉な想像が後頭部に激しい痛みを残して通り過ぎた。彼は自殺したのではないかしら、日頃変り者で通っている彼のことだ、自殺するに事を欠いて親しい友人の私の面前で一生に一度の大きな芝居をしながら死んで行こうとしているのではないだろうか、死の道程を見詰めている。そんな不吉な幻が私に軽い眩暈を感ぜしめた。
 彼の顔は不自然に歪んで来た、歪んだ頬はひきつけたように震えた。私は自分を落付けるために勢一杯の努力をした、しかし遂にはこの重苦しい雰囲気の重圧には耐えられなくなってしまった、そうして、死の痙攣、断末魔の苦悶、そんな妙な形容詞が脳裏に浮んだ瞬間私は腰掛けていた椅子をはねのけて彼を抱き起し、力一杯ゆすぶって目をさまさせようと大声で水島の名を呼んでいたのだった――。

【中略】彼の青白い顔には次第に血の気が表われて来た。しかしそうして少しの後、口が听(き)けるようになると直ぐ乾からびた声で、
 「駄目だなぁ君は、今やっと最後の快感にはいり始めたのに……」そういって力のない瞳で私を見詰めるのだった。
【後略】
≪論創社『論創ミステリ叢書60 蘭郁二郎探偵小説選Ⅱ』P4≫


 デビュー作だけあって「息を止める男」は現在でも手軽に読む事ができ、光文社文庫の『幻の探偵雑誌8 「探偵クラブ」傑作選』や論創社の「論創ミステリ叢書60 蘭郁二郎探偵小説選Ⅱ』へ収録されている他、青空文庫にも登録されています。

HAPPY BIRTH DAY! マリー・ローズお嬢様(4日遅れの誕生日お祝い)

 Twitterの相互フォロワー・ふりゅゲーム垢氏(@GoGofuryu_2)のツイートで、6月6日がマリー・ローズお嬢様の誕生日だと知りました!
 マリー様の誕生日を祝うため、当日のTwitterはお祝いのスクショが数多く投稿され、ちょっとした祭り状態になっていたようです。
 4日遅れとなりましたが、マリー愛好者の一人として、ゴスロリの貧乳娘にして永遠の18歳であるマリー・ローズの誕生日を祝い、何枚か小芝居付きのスクショを献上させていただきます(^0^)


【1】今日はマリーの誕生日です。18歳になって背も大きくなりました。でも……胸は小さいままです。
マリー・ローズ 誕生日祝い 2018-01
(C)撮影:新京史朗/著作権:コーエーテクモゲームス

【2】どうしました。マリーの胸元なんか見つめて。もしかして……小さな胸が好きなんですか?
マリー・ローズ 誕生日祝い 2018-02
(C)撮影:新京史朗/著作権:コーエーテクモゲームス

【3】マリーだって、もう大人です。ほらッ、ここだって……もう立派な大人です!
マリー・ローズ 誕生日祝い 2018-03
(C)撮影:新京史朗/著作権:コーエーテクモゲームス

【4】エレナ「マリー、お誕生日、おめでとう。今夜はお誕生日祝いをしませんとね」/マリー「にゃあ。ありがとうございます、エレナ様。マリー、とっても嬉しいです♥」
マリー・ローズ 誕生日祝い 2018-08
(C)撮影:新京史朗/著作権:コーエーテクモゲームス

【5】エリオット「マリーさん、お誕生日、おめでとうございます。この夜景が、僕から貴女へのプレゼントです」/マリー「うわ〜、綺麗。ありがとう、エリオットくん」
マリー・ローズ 誕生日祝い 2018-06
(C)撮影:新京史朗/著作権:コーエーテクモゲームス

【6】ほのか「マリーさん、お誕生日、おめでとうございま〜す。イェ〜イw」/マリー「ありがとう、ほのか。イェ〜イ」
マリー・ローズ 誕生日祝い 2018-04
(C)撮影:新京史朗/著作権:コーエーテクモゲームス

【7】ほのか「マリーさん、お誕生日、おめでとうございま〜す。欲しいもの、何かありませんかぁ」/マリー「ほのかみたいに大きな胸」/ほのか「……。な、なんか、ごめんなさいぃぃぃ」
マリー・ローズ 誕生日祝い 2018-05
(C)撮影:新京史朗/著作権:コーエーテクモゲームス

【8】エレナ「マリー、お誕生日、おめでとう。これは私(わたくし)からのプレゼ……あッ、足が……キャアッ」/マリー「エ、エレナ様ぁ。大丈夫ですか!」/エレナ「ええ、私は大丈夫ですわ。でも……貴女の誕生日ケーキが壊れてしまいましたわ」
マリー・ローズ 誕生日祝い 2018-07
(C)撮影:新京史朗/著作権:コーエーテクモゲームス


 マリー・ローズがDOAプレイヤーの前に初めて登場は、2013年12月24日に稼動開始となったアーケード版「DOA5U」です。その後、2014年3月25日に家庭用ソフトへも追加キャラクターとして配信されました。
 デカ乳娘ばかりの「DOA」ワールドにおいてバスト74は致命的なミニサイズですが、発育途中なチッパイもマリー様の魅力の一つです(マリー様の次に小さいバストサイズは87で、ミラとレイファンが該当します)。

 最後になりましたが、マリー様の誕生日を教えて下さったふりゅゲーム垢氏には記して感謝いたします。

『ケンガンアシュラ』第24巻(補記)

 先に紹介した『ケンガンアシュラ』第24巻の補足です。
 いずれも期間限定ネタですが、それゆえ記事として残す事にアーカイブ的な意味があると思い、書き記しておく事にしました。

 まずは恒例の(?)店舗別ペーパー情報から。
 公式情報によれば、今回のペーパー配布店舗はゲーマーズ(桐生刹那と十鬼蛇王馬のツーショット)とコミックとらのあな(呉カルラと十鬼蛇王馬のツーショット)の2店舗だけだそうです。
 作画担当のだろめおん氏が多忙なせいか、イラストの構図も比較的シンプルな気がします。
 また、失礼を承知で書くならば、ペーパーに描かれるカルラの絵柄がコミックスのカバーイラストや表紙イラストと比べて雑な印象を受けました。

『ケンガンアシュラ』24巻 とらのあな購入特典ペーパー
(C)サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん/小学館

 同じ原作者による「ダンベル何キロ持てる?」(原作:サンドロビッチ・ヤバ子/作画:MAAM)のコミックス第4巻も『ケンガンアシュラ』第24巻と同じ2018年4月12日に発売されましたが、「ケンガンアシュラ」とも世界観がリンクしているため、両作品のコラボ企画が行われました。
 腹筋バキバキな呉カルラ、ジムに通う大食い女子の紗倉(さくら)ひびき。二人の女子高生が企画の看板娘になっています。
 企画内容は、各コミックスの帯に付いている応募券を2枚揃えて送ると描き下ろしイラストのQUOカード(500円分)が抽選で100名にプレゼントされるというものでした。
 応募締め切りは2018年5月12日(土)。当日の消印まで有効なので本記事掲載時には終了しています……。
 当選された方がネット上へアップされた画像を見ると、QUOカードの絵柄は「王馬とひびきのツーショット」、「カルラとひびきのツーショット」でした。
 500円分のQUOカードが2枚セットで当たるのか、本来は1枚だけなのか、そのあたりの詳しい情報はわかりません。当選者の方、情報をいただけましたら幸いです。

「ケンガンアシュラ」&「ダンベル何キロ持てる?」コラボ企画
(C)サンドロビッチ・ヤバ子/MAAM/小学館

『ケンガンアシュラ』第24巻

 WEB配信漫画「ケンガンアシュラ」(原作:サンドロビッチ・ヤバ子/作画:だろめおん)のコミックス最新(第24巻)が2018年4月12日に発売されました。
 第24巻には、圧倒的強さで勝ち進んできた初見泉(はつみ・せん)、戦うたびに進化を遂げる加納アギト、この二人による「拳願絶命トーナメント」第三回戦最終試合が完全収録されています。
 本来ならば一番盛り上がるべき強キャラ同士の対戦となるところですが……攻守が規則正しく入れ替わるターン制バトルなうえ、伏線なしで発動するチート級必殺技で決着となるため、直後に控える準決勝開始に高揚感を抱かせるどころか、「それで決着なの?」と消化不良気味な塩試合という読後感でした。

『ケンガンアシュラ』 24巻カバー 『ケンガンアシュラ』24巻 告知-02
(C)サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん/小学館

 あまりにも中身のない漫画のせいか、とうとう、コミックスの販売戦略としてエロ要素を売り物にし始めたようです!
 本巻のカバーイラストに描かれているのは呉カルラ(黒髪ロングの女子高校生。暗殺者一家の秘蔵っ子)ですが、彼女は本編中に登場せず、おまけ要素の四コマ漫画にしか出てきません。
 カバーに描かれるキャラクターは原則的に「拳願絶命トーナメント」参加の闘技者なのですが、例外として第3巻に秋山楓(山下商事の秘書)、第7巻に氷室涼(義伊國屋書店所属の闘技者。予選敗退)が過去に描かれています。
 まだ「拳願絶命トーナメント」が本格的にスタートする前なので仕方ないキャラクター選択ですが、トーナメント終了間際のタイミングで非闘技者のカルラを出してくるとは意表をつかれました。本編に登場しない女性キャラクターをカバーに採用する露骨な販売戦略に漫画自体の人気がなくなってきている事が感じられます。
 すでにカルラは第5巻で顔見せしており(初登場は第3巻ですが、その時点では顔出しはしていませんでした)、カバーに描かれるとしたら第6巻から第10巻までの間が最適でした。

 『ケンガンアシュラ』の単行本はカバーを外した表紙イラストが毎回の目玉とも言えますが、基本的に女性キャラクターのセクシーショットが描かれています。
 カルラのセクシーショットも何度か描かれた事があり、第6巻では下乳を見せながらM字開脚でパンモロする姿、第13巻ではナースのコスプレ姿、第14巻ではサウナ風呂でのヌード、第16巻は艶っぽいポーズで逞しい腹筋を見せる姿を披露してくれました。
 今回の表紙イラストは徹底的なエロ路線戦略を狙ったのか……カルラの汗ばんだ美しい尻と股間を強調した姿が描かれています! 女性キャラクターのエロ目的でしかコミックスを買っていない者としては嬉しいイラストでした。
 公式サイトの「コミックスPR」ページ(2018年4月12日付け公開分)告知ではモザイク処理されており、エロ目的な読者の購買意欲を刺激させますが、ここでは思いきってネタバレしてします!
 ただし、見所となる一部分をトリミングしているので、イラスト全体をご覧になりたい場合はコミックスでご確認ください。

『ケンガンアシュラ』24巻 告知-01 『ケンガンアシュラ』 24巻表紙イラスト
(C)サンドロビッチ・ヤバ子/だろめおん/小学館

 第24巻は初見を噛ませ役にしたアギトの株上げ試合がダラダラと描かれるだけなので、正直なところ、カルラのエロいイラストが目的でなければ、あえて購入するまでもありません。
 肝心の漫画部分が面白くなければ、それ以外の部分で売るしかない。
 編集部の苦労が伺える『ケンガンアシュラ』第24巻。新刊で買うか、古本で買うか、無視するか、あなた次第!
 ……最後は某氏の決めゼリフでシメてみました。



【付記】
 『ケンガンアシュラ』第24巻のカバーイラスト画像と表紙イラスト画像(トリミング前の元画像)は、Twitterの相互フォロワーであるSNG氏(@SNG_kakuge) のツイート画像をお借りました。記して感謝いたします。

理想的とは思えない「理想の家族」

 本記事では、アニメ「サザエさん」への批判的な意見が書かれています。
 ネガティブ・キャンペーン的な意図はなく、あくまで一視聴者の意見として思う事を勝手気ままに書いていますので、個人のグチ、エセ評論、ネガキャン記事を好まない方は、閲覧にあたり上記の点を御注意下さい。




 東芝が「サザエさん」のスポンサーを降りてから二ヶ月が過ぎました。
 国民的アニメ(もちろん皮肉です)という事もあり、新しいスポンサー(NISSAN、日清食品、KAO、アース製薬、宝くじ、AJINOMOTO、DaiwaHouse、amazon、西松屋)がついて番組は継続していますが、こうまでして延命措置を取らねばならない程のアニメなのか甚だ疑問です。
 2018年10月で放送49年目を迎える日本最長寿アニメではありますが、勘違い美化した「古き良き昭和の日本」を描き続け、原作の風刺漫画らしいウィットや老若男女問わず楽しく笑えるギャグが1ミリも再現されていない、ロートル脚本家が好き放題やっているアニメに堕した「サザエさん」。東芝降板を機会に潔く番組終了してほしかったのですが……やはり、周辺生活者を食わせていくためにも終わらせる事はできなかったようです。

 2013年12月22日付け『読売新聞』朝刊に掲載された「編集手帳」で、アニメの「サザエさん」が長年に亘って高視聴率を得ているのは「多くの人が一家を「理想の家族」とみているから」と指摘していますが、見当違いも甚だしいです。この一文を書いた方は、どれだけハッピーな思考をしているのでしょうか。
 お互いの粗捜しばかりする家族。ギスギスした人間関係。プライバシーのない親子関係。
 こんな一家を理想的な家族と思う人がいたら、お目にかかりたいものです。
 世帯主というだけで無駄に威張る内弁慶な波平。子ども達の気遣いを無にする事が多くKYな言動が目立つ舟。主婦としても母親としても自覚がないサザエ。日和見主義で優柔不断なマスオ。自己中心的でヒステリーなワカメ。幼稚な嘘やイタズラばかりするカツオ。無邪気を装って家庭内の平和を乱すタラオ。
 クズ揃いの磯野家は「理想の家族」どころか、「人間の負の部分が擬人化して形勢された家族」と言っても過言ではないでしょう。
 あさひが丘の住人にしても異常な連中揃い。まともな感覚をした人間は数える程しかいません。
 何かというとカツオに関する話題を自分の結婚に結びつける花沢花子。住人の生活を監視しているとしか思えない三河屋の三郎。親戚の家で図々しい振る舞いをみせる波野ノリスケ。児童の学ぶ権利を剥奪する5年3組の担任教師(いつの間にか一本出っ歯がなくなっています!)。意固地になってアナログな執筆態度を続ける伊佐坂難物。
 こんな連中がウヨウヨいる町に住みたいと思う人はいないでしょう。
 まともそうな波野タイコでさえ、満足に息子の躾もできず、イクラがバカな事をしても「いけません、イクラ」だの「やめなさい、イクラ」と叱る気のない言い方で注意(嗜める?)する程度。タラオを本気で叱れないサザエといい勝負です。

 最近、少し古いアニメ版「サザエさん」をまとめて視聴する機会に恵まれましたが、なんとも酷いエピソードだらけで原作を汚された思いをさせられたうえ、「理想の一家」を描くどころか家族間ですら敵意や憎しみを抱き合っているとしか思えないシーンも多々ありました。
 以下、幾つか実例を挙げてみましょう。


作品No,6028「おにぎりの独り言」(脚本:雪室俊一)
 課外授業で弁当を持参するワカメのために作られたおにぎりを失敬したカツオは、給食の時間にこっそり食べようとしますが、机の中からアルミでくるんだおにぎりを出した瞬間、隣席の花沢は大きな声で「磯野くん、それぇ……」と言ってきます。カツオの態度から、こっそり持参した学用品以外の物だとわかるでしょうに。
 何かと言えば「磯野くぅん♥」と結婚ネタで迫ってくるくせに、肝心なところで空気を読まないデリカシーの欠片(かけら)も持ち合わせない肉食系女子です。
 サザエはサザエでカツオが梅干しの種を自室のゴミ箱を捨てた直後、「カツオ〜。何を捨てたの!」と部屋に乱入してゴミ箱を漁りはじめました。
 磯野家にはプライバシーという概念がないようで、ゴミ一つ捨てるにも神経をすり減らさなければなりません。
 余談ながら、他のエピソードでもカツオはタラオやタマにゴミや所有物を漁られており、磯野家の監視対象は彼に集中しているようです……。

作品No,6661「アイスクリーム騒動」(脚本:城山昇)
 サザエが買ってきた高級アイスクリームを食べそこねたカツオに向かい、タラオは「美味しかったですぅw」と勝ち誇ったドヤ顔で言い、ワカメは嘲るように「ね〜w」と相槌をうち、二人揃って底意地の悪さを露呈しました。食糧難時代のような食生活を強いられる磯野家の子ども達ですが、カツオを除け者にする際は大人も子ども一致団結するようです。
 自分を探すサザエやワカメから逃げ回っていたカツオにも非はありますが、そもそも炎天下のアポなし訪問でアイスクリームをお土産に持参するサザエの非常識さに呆れます。
 カツオのためにアイスクリームを残せなかった理由として「今、我が家の冷凍庫はいっぱいなのよ」とサザエは言っていますが、あれだけ無駄にデカい冷蔵庫(子ども達の背丈と比較すると業務用クラスのデカさです!)なのですから、小さなアイスの一つくらい冷やすスペースはあるでしょうに。

作品No,6473「裁かれるカツオ」(脚本:雪室俊一)
 アイスクリームを野菜室に入れてドロドロに溶かした犯人としてカツオを疑いながら、冤罪とわかっても謝らないサザエの性格の悪さ! 性格の悪い両親の血を間違いなく受け継いでおり、まさしく「あの親にして、この子あり」といったところです。
 アイスクリーム事件の犯人は酔って帰った波平だと判明しますが、サザエは「僕は無実の罪を着せられて悔し涙を流したんだよ」というカツオの訴えに「オーバーねぇ、カツオはw」と小馬鹿にした態度でスルーするだけでした。一般常識を持ち合わせる大人ならば謝罪するのが普通でしょう。犯人の波平も「あっはっはっは(笑) それは気の毒な事をしたなぁw」と傷心の息子を放置プレイ。親父も娘も、まともな神経の持ち主とは思えません。


 カツオの受難特集みたいになってしまいましたが、三つばかり「理想の一家」らしからぬエピソードをご紹介しました。
 こんな実例を見てもなお、「やっぱり磯野家は理想の家族だ」と思う人がいるのでしょうか……。

 最後に余談として、ノリスケのクズっぷりが良くわかるエピソードをご紹介しましょう。
 いくら親戚とはいえ、他人の家のトイレを無断で使うとは図々しいというより、窃盗予備軍と疑われても仕方のない行動です。
 まともな社会人とは思えない厚かましさ。微笑ましい抜け目なさを見せていた20年前のノリスケさん、どこへいってしまったのでしょうか。


作品No.6659「わが家の怪談」(脚本:雪室俊一)
 伊佐坂家でビールを飲み過ぎて膀胱がパンパンになったノリスケは小便が我慢できずに無断で磯野家のトイレへ入った挙げ句、ケロっとした顔でトレイから出ると「いや〜、どうしたんですぅ。みんな揃ってぇw」とニヤけながら波平たちに尋ねます。マスオが「声をかけてくれれば良いのにぃ」と間接的に不法侵入を咎めても「そんな余裕なかったんですよぉ」と意に介しない返事。
 社会人どころか、成人男性としても失格な態度には心底から呆れさせられます。

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