FC2ブログ

2012-12

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

去り行く2012年、来たる2013年

 2012年も残すところ、1時間弱となりました。紅白歌合戦や年末特番は佳境を迎え、いよいよ年の変わり目が近づいている事を感じさせます。
 思い返せば2012年も様々な出来事があり、特に夏からの生活環境激変は大きな節目でもありました。
 満足にブログ更新が行えなかったにも関わらず、当ブログへアクセスして下さった皆様には感謝しております。

 これが年内最後の更新となりますが、来年は年明け早々の更新を予定しております。
 どのような内容になるか、何時頃に更新できるか、これらについては全く決まっておりません。
 新年の御挨拶だけになるかも知れませんし、久しぶりに「まど☆マギ」のSSアップになるかも知れませんが……更新は行う予定です。

 最後になりましたが、久しぶりとなる寄稿イラストの御紹介です。
 今回は、pixivで交流のあるしぃな氏から素敵なイラストを頂戴しました。さやかと杏子の餅つきを描いた年末らしい一枚絵です。
 仲睦まじいさやかと杏子の姿が活き活きと描かれており、原作内での殺伐とした関係を一掃しています。
 暮れの忙しい時間を削って仕上げて下さったしぃな氏には心より御礼申し上げます。

おねんが(フルサイズ)
(C)しぃな

 冬コミに参加されたマイピクの皆様、お気に入りユーザーの皆様。イベント、お疲れ様でした(サークルを御訪問できなかったマイピク様、不義理をお許し下さい)。来年以降の御活躍も応援・期待しております。
 これまで当ブログへお越し下さった皆様。当ブログへイラストを御寄稿して下さった皆様。来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
スポンサーサイト
[PR]

「魔法少女で英会WA!」(Lesson 01~03)

 pixivで連載(?)していた「魔法少女で英会WA!」の出張版です。
 おめでたい年明けを前に暴力描写が含まれるリョナ系のネタというのも不謹慎だと思い、健全ネタで更新する事にしました。
 魔法少女達による英会話劇、年の瀬の余興としてお楽しみ下さい。

 最初に断り書きをさせて頂きますと、英文を含むネタの構成は『読売新聞(日曜版)』で連載されている「おやこで英会WA!」(2010年1月10日付~連載中)から拝借しました。原作に関する一切の著作権は神田外語学院、読売新聞、ネーナ細中ニコリッチ先生にあります。
 キャラクターは「魔法少女まどか☆マギカ」及び「魔法少女おりこ☆マギカ」から拝借していますが、二次創作として性格や基礎設定に若干のアレンジをしました。
 実質的な原作者である神田外語学院の皆様とネーナ細中ニコリッチ先生、「魔法少女まどか☆マギカ」と「魔法少女おりこ☆マギカ」の製作に携わった全ての方々へ感謝しつつ、パロディ英会話劇を公開いたします。
 元ネタの初出は最後に一括で表記しました。


【Lesson 01】
 You shirt is inside-out.(シャツ、裏返しだよ)

 上条恭介とのデート当日。相手を待つさやかに人々の視線が集中する。
 さやか「Why is everybody looking at me?(なんで、みんな見てるんだろう?)」

 この日、さやかは新しく買った流行最先端のシャツを着ていた。
 さやか(もしかして……I must be pretty.(あたしがカワイイから?))
 妄想を逞しくするさやか。そこへ待ち合わせ相手の恭介がやって来た。
 恭 介「お~い、さやかぁ」
 さやか「あッ、恭介だ」

 恭 介「やあ。待たせちゃったかな?」
 さやか「ううん。あたしも着いたばかりだよ」
 恭 介「そうなんだ」
 さやか「ねえ、今日はどこへ行こうか?」
 恭 介「その前に……I have something to tell you.(さやかに言う事があるんだ)」
 さやか「え? あたしに言う事?」
 恭 介「うん」
 さやか(も、もしかして……告白!)

 ドキドキと心臓を高鳴らせるさやかに恭介が言った。
 恭 介「Your shirt is inside-out.(そのシャツ、裏返しだよ)」


【Lesson 02】
 Would you like some?(これ、どう?)

 ゆ ま「じゃがいも。じゃがいも。じゃがいも~っと」
 杏 子「Hey,Yuma!(よう、ゆま)」

 ゆ ま「あッ、杏子」
 杏 子「どこ行くんだ?」
 ゆ ま「織莉子に頼まれてスーパーへ買い物に行くとこなんだ」
 杏 子「織莉子の手伝いか、エライなぁ」
 ゆ ま「そんな事ないよ。ゆま、一人でお買い物に行けるんだから」
 杏 子「Would you like some?(これ、どうだい?)」
 手に持っていたマク●ナルドの紙袋から、Mサイズのフライドポテトを取り出す杏子。

 ゆ ま「えッ? いいの?」
 杏 子「良い子へのプレゼントだ」
 ゆ ま「うわ~。どうもありがとう、杏子」
 杏 子「どういたしまして。車に気をつけろよ」
 ゆ ま「うん。じゃあね、杏子」
 杏 子「See You.(じゃあな)」

 帰宅後。
 ゆ ま「Here,French Fries!(はい、ポテト買ってきたよ!)」
 織莉子「これって……フライドポテトじゃないの」
 ゆ ま「うん。そうだよ」
 織莉子「わたしはじゃがいもを頼んだんだけど……」
 ゆ ま「あッ! 買う物を間違えちゃった」


【Lesson 03】
 She looks like you.(あなたに似ているわ)

 マ ミ「Yuma,They are called "Hina dolls".(ゆまちゃん、あれが“雛人形”よ)」
 ゆ ま「うわ~。綺麗なお人形さん」
 マ ミ「そうね」

 ゆ ま「お雛様って……」
 マ ミ「ええ」
 ゆ ま「She looks like you,Mami.(マミに似てるね)」

 マミ(わたしがお雛様? それって「わたしが美人」という事なのかしら?)
 あらぬ妄想をしながら自問自答するマミ。

 ゆ ま「Same chubby face.(ふっくらした顔がそっくりだね)」
 ガーン!
 無邪気なゆまの爆弾発言がマミに炸裂した。
 マ ミ「……」(ふ、ふっくらした顔? わたしの顔がしもぶくれって事?)


*元ネタ初出一覧*
 Lesson 01:『読売新聞(日曜版)』2012年9月30日付
 Lesson 02:『読売新聞(日曜版)』2012年9月23日付
 Lesson 03:『読売新聞(日曜版)』2012年3月4日付

TVアニメ「百花繚乱 サムライガールズ」

 2010年10月から12月にかけて全12話が放送された「百花繚乱 サムライガールズ」は、すずきあきら氏による学園ラブコメディのライトノベルス「百花繚乱 SAMURAI GIRLS」を原作にしています。
 原作小説はホビージャパン文庫より2009年から刊行され、2012年8月に最新巻となる第12巻が刊行されました。TVアニメの方も続編製作が決定しており、2013年4月から放送が開始されます。

 徳川幕府の治世が続く大日本国。物語は柳生真陰流をマスターした柳生宗朗を中心に繰り広げられ、お色気やアクションも交えながら展開していきます。
 個性豊かなキャラクターが揃っており、柳生十兵衛や後藤又兵衛など、実在の武人が褌やスクール水着を着用した女性として描かれているのが特徴でしょう。
 ストーリーについての説明は省きます(最近の記事は説明を省略してばかりです……)が、まずはアニメ版を見てから原作小説を読み始めると作品世界に入り易いかも知れません。

 アニメ第2期「百花繚乱 サムライブレイド」の放送を来春に控え、前作となる「百花繚乱 サムライガールズ」から後藤又兵衛のピンチシーンを紹介しようと思います。
 なぜ後藤又兵衛にスポットを当てたかと言えば……長袖の制服+褌というコスチュームに魅せられ、個人的には彼女をメインヒロインとしているからです。

 一押しのアニメ版エピソードは「第陸話 襲い来る、海の怪物」。後藤又兵衛と服部半蔵が式神の操る触手に捕えられ、締めつけ攻撃に苦しむ姿が見られる神シナリオの回です。
 触手攻撃と美少女の組み合わせにしてはピンチシーンに物足りない点があるものの、大股開きや逆さ吊り状態で締めつけ攻撃に苦悶する又兵衛と半蔵の描写は、初見当時、グッとくるものがありました。
 二人のリョナシーンが30秒程度しか見られず、TV放送Versionでは恒例となっている修正が施されていたのは残念でしたが……。

式神の触手に捕えられた又兵衛と半蔵 体を締めつけられ苦悶する又兵衛と半蔵 股裂き状態で宙吊りにされる又兵衛
(C)すずきあきら/Niθ/アームス/ホビージャパン

 これだけでは物足りないでしょうから、年末特別サービスとして+αの画像を2点ばかり追加します。
 初出は『百花繚乱 SAMURAI GIRLS』第捌巻(ホビージャパン文庫)。巻頭のカラー口絵と挿絵からスキャンしました。
 正式な『果し合』に挑んだ又兵衛は粘液で視力と体の自由を奪われてしまいます。絶体絶命の状況下、どのようにして危機を脱するのか。戦いの結末は原作でお楽しみ下さい!

カラー口絵(『百花繚乱 SAMURAI GIRLS』第捌巻より) 挿絵(『百花繚乱 SAMURAI GIRLS』第捌巻より)
(C)すずきあきら/Niθ/ホビージャパン

絶景アングルを見る方法(PlayStation3専用ソフト「鉄拳5 DARK RESURRECTION ONLINE」対応)

 2012年末の更新予定を三日前に公開しましたが、早くもズレが生じてしまいました……。
 仕事納め間際にトラブルが発生してしまい、その対応で昨日は帰宅できず、ブログ更新を行えなかったという次第です。
 趣味の事で言い訳をする気はありませんが、予定を守れなかったケジメのつもりで事情説明をさせて頂きました。

 一日遅れとなりましたが、更新内容は「鉄拳5 DARK RESURRECTION」ネタで変更はありません。
 シリーズ最新作「鉄拳タッグトーナメント2」のコンシューマー版が発売されており、今さら感のある古びたネタとなりますが……マッスルバスターによる女性キャラクターの御開帳ショットを正面から見たいと言う奇特な方ならば知っておいても損はないと思い、あえて「鉄拳5 DARK RESURRECTION」ネタを採用しました。

 まずは下のキャプション画像を御覧下さい。これはマッスルバスターでリリをKOした際のリプレイ画面をキャプションした画像です。
 ある操作を行った事により、リプレイ画面でリリの豪快な大股開きによる屈辱のパンモロ開脚を目にする事ができました。

正面から見たマッスルバスターによるKOショット 正面から見たマッスルバスターによるKOショット

 リプレイ時のアングルはランダムで決まるらしく、このような正面アングルの美味しいショットを見るのは偶然に恵まれなければ無理ですが、下記のような操作を行えば意図的にリプレイ時のカメラアングルを調整できます。
 文章だけの説明ではわかり難いかも知れませんが、手順が手順だけに動画や画像を使っても説明するのが難しい為、理解に苦しむ記述があっても御容赦下さい。


【手順1】
 相手キャラを1P側(画面左配置)、キングを2P側(画面右配置)に立たせる。この時、相手キャラの残存体力を半分程度まで減らしておく(※1)。

【手順2】
 ワンダフルメキシカンコンボ(リバースアームクラッチスラム~バックドロップ~ジャーマンスープレックス~パワーボム~マッスルバスター)を成功させ、最後のマッスルバスターで相手キャラをKOする(※2)。

【手順3】
 「KO」の字幕表示からリプレイ画面へ移行するまでの短時間を利用し、技の硬直が解除され次第、キングの立ち位置を倒れた相手の足元側へ動かしてやる。

【手順4】
 こうする事でリプレイ時のカメラアングルがキングの立ち位置に設定される。コツさえ掴めれば正面だけでなく、右斜め前や左斜め前、真横にカメラアングルを設定する事も可能。

(※1)対戦相手の防御力によって残存体力量が異なります。どれくらい相手の体力を残しておくかは練習を重ねて調べるしかありません。
(※2)単発のマッスルバスターでも問題ありませんが、その場合、やられ役の頭部がキングの肩に埋まってしまう現象が発生する(ベルウッドスペシャルコンボも同様)為、あまり見た目が美しくありません。当ブログではワンダフルメキシカンコンボを練習し、同コンボのフィニッシュ技でKOする事を推奨します。


 このテクニックを応用すれば、キングのゴールデンヘッドバットやドラグノフのタランチュラツイスト、ウィリアム姉妹の飛びつき前方回転逆三角絞めによる素敵な御開帳リョナを好きなショットで閲覧できます。
 2012年のリョナ納めとして(対応機種限定のDL専用ソフトとなりますが)「鉄拳5 DARK RESURRECTION ONLINE」を立ち上げ、リリやクリスティの豪快な開脚ショットをガン見してみる……なんていうのは如何でしょうか?



【追記】半年以上前の記事ですが、説明文の気にかかる点を修正しました。今頃の修正、我ながらドン亀対応だと反省しております……。(2013年7月7日・記)

少年探偵の女装と少女探偵の危機(江戸川乱歩「魔法人形」より)

 江戸川乱歩氏による少年少女向け探偵小説は戦前から書かれていましたが、その執筆が本格化するのは戦後になってからです。昭和24年から一年間にわたって『少年』へ連載された「青銅の魔人」を第一作とし、病没する直前まで(代作も含め)数多くのジュブナイル作品を遺しました。
 探偵小説界の巨匠が書いた小説だけあり、その骨格には本格ミステリーの要素(不可能犯罪を思わせる演出や奇術的トリックの使用)を持っており、完成度の高さから「さすが乱歩」と言いたくなる作品も多々あります。

 しかし、それらの中には独特のエロチシズムを漂わせ、多感な少年少女を妖しい官能美の世界へ導いてくれる作品も存在します。
 今回の紹介作品「魔法人形」には十八歳の若き美少女や女装の美少年の受難場面が用意されており、ヒロイン受難シーンが好きな方は必読とも言える一作に(私見ですが)仕上がっています。

 探偵助手の花崎マユミさんが大活躍する「魔法人形」は『少女クラブ』昭和32年1月号から12月号にかけて連載されました。彼女は同時期に別雑誌へ連載された「妖人ゴング」、昭和33年に雑誌連載された「夜光人間」及び「塔上の奇術師」にも登場しています(花崎マユミの登場作品については、こちらのサイトを参照させて頂きました)。
 本作では、事務所を留守にしている明智探偵や小林少年の代理として不可思議な事件の謎に挑みます。

 慌ただしい師走ですから、ストーリー紹介や書誌的な解説は省き、偏った視点からの見所だけを一気に引用文で御紹介します。
 テキストには『江戸川乱歩推理文庫38 魔法人形/サーカスの怪人』を用いました(絶版本からの引用で申し訳ないのですが、これしか収録書籍を持っていません……)。
 現在、この作品はポプラ社の『少年探偵17 魔法人形』(文庫版あり)と光文社文庫の『江戸川乱歩全集第20巻 堀越捜査一課長殿』でも読む事ができます。

 まずは、妖しい老人に誘拐されたルミちゃんが拷問されているかも知れない事を暗示する場面の紹介から。


 そのときおかあさんは、なにかに気づいて、ハッとしたように甲野さんの顔を見あげました。
「ねえ、あなた。この洋服は、たしかにルミちゃんのですわ。ここに、かぎざきをなおしたあとがあるでしょう。これは、わたしがじぶんでなおしてやったのですもの、よくおぼえてますわ。」
 すると、人形のからだに、ルミちゃんの洋服が着せてあるのでしょうか。いったい、どうしてそんなことをしたのでしょう。あるいは、ルミちゃんは、洋服をぬがされ、はだかにされて、どこかに閉じこめられているのではないでしょうか。
 おかあさんは、まっ暗なつめたい部屋に、はだかのルミちゃんがころがされている姿が、まざまざと目の前に浮かんでくるようで、もう気が気ではありません。ルミちゃんがかわいそうで、またしても、目にいっぱいの涙があふれてくるのでした。

≪講談社『江戸川乱歩推理文庫38 魔法人形/サーカスの怪人』P35≫


 お次は小林少年の女装シーン。作中には女装姿で怪しい西洋館へ乗り込み、そこでピンチに陥りますが……長さの都合から受難場面の引用は省きました。御了承下さい。


【前略】それには、このままの姿ではだめです。ぼく、女の子に変装します。そして、人形じいさんと知恵くらべをやるのです。」
 てきぱきと、こともなげにいう小林君の顔を、甲野さんは感心して見つめていましたが、
「あんたが女の子にばけるんだって? 相手に気づかれないように、そんな変装ができるかしら。」
と、心配らしくたずねました。
「だいじょうぶです。ぼく、なんどもやったことがあるんです。いつも、ばれたことはありません。ぼくのからだにあう女の子の洋服も和服も、いつもでつかえるように、事務所にちゃんと用意してあります。」

≪講談社『江戸川乱歩推理文庫38 魔法人形/サーカスの怪人』P40~41≫


 最後はマユミさんの受難シーン。人造の地底ジャングルに迷い込み、不気味な樹木に襲われる場面です。


 ふと気がつくと、背中のほうで、ごそごそ動いているものがありました。なんだか人間の手のようです。ギョッとしてふりむくと、ふとさ五センチもあるような長いつるが、へびのように、マユキさんに巻きつこうとしているのです。
 びっくりして逃げようとしましたが、そのつるは、まるで生きもののように、とっさにパッとのびて、あっというまに、マユミさんのおなかを、ひと巻きしてしまいました。
 恐ろしい力です。一度巻きつけば、もうはなすものではありません。つるは、ぜんまいのように、くるくると、木のみきのほうへちぢんでいって、あっというまに、マユミさんを、空中につりあげてしまいました。
 マユミさんは、手足をばたばたやって、のがれようとしましたが、ぐんぐん、上につりあげられるばかりです。
 マユミさんは、いつか本で読んだことがあります。南洋のジャングルの中には、恐ろしい木があって、つるで人間を巻きこんで、たべてしまうというのです。人をくう木です。
 これはきっと、その、人をくう木にちがいないと思いました。

≪講談社『江戸川乱歩推理文庫38 魔法人形/サーカスの怪人』P138~140≫

2012年内の更新予定

 世間がクリスマス・イヴで盛り上がっている中、貴重な休みをグタグタして過ごしました……。
 2012年も残すところ1週間となり、カレンダーを見るたびに年の瀬が押し迫ってきた事を実感します。

 前回の更新から8日間もブログ放置が続き、ようやく12月中の更新が3回目となりました。今夏からの生活環境激変が影響し、ストックしているネタの放出ができずに隔靴掻痒の気分です。
 ラストスパートというわけではありませんが今週末は1日1回のペースで更新しようと思っておりますので、年末の夜、ネットサーフィンの合間にでも当ブログへお越し下さい。
 年明けを目前に控えて「今さら」と自分で思いながらも、2012年内のブログ更新予定を以下に記しました。なるべく、この予定通りに更新ができるよう心掛けます。


 2012年12月25日
 江戸川乱歩「魔法人形」に見られる小林少年の女装シーンと少女達の受難シーンを紹介。

 2012年12月26日
 マッスルバスターでのKOアングルを正面から見る方法(「鉄拳5 DARK RESURRECTION」対応)の解説。

 2012年12月27日
 アニメ版「百花繚乱 サムライガールズ」の後藤又兵衛ピンチシーン紹介。

 2012年12月28日
 更新予定。内容は未定ですが、リョナ系のネタを紹介したいです。

 2012年12月30日
 更新予定。冬コミ参加の影響がなければ更新したいです。

 2012年12月31日
 2012年回顧と年末の御挨拶。

天才学生の本性(高木彬光「白昼の死角」より)

 松本清張氏の代表作「点と線」が火付け役となって社会派推理小説のブームが到来した時、高木彬光氏は大胆な創作活動の路線変更を行い、経済犯罪や企業犯罪を扱った作品の執筆に力を入れ始めました。
 そんな社会派物の初期作品であり、巧妙な心理トリックと法律の盲点を利用しながら遂行される大規模な金融犯罪を描いた高木氏の代表作にも挙げられるのが「白昼の死角」です。この大長編は昭和34年5月から約1年間にわたって『週刊スリラー』へ連載されました。
 本作は数多い高木作品の中でも上位に数えられるベストセラーとなり、最近では2005年に光文社文庫の「高木彬光コレクション」へ採録されています。

 終戦直後の経済混乱に乗じて巨万の富を得ようという野望をもった一人の天才学生が同級生と金融企業を興すも失敗し、自社ビルで壮絶な焼身自殺を遂げてから「白昼の死角」は本格的な物語の幕を開けます。
 自ら命を捨てた男の名前は隅田光一。東京大学に在籍しており、その天才ぶりは教授たちが折紙をつける程でした。
 隅田は優れた頭脳を持つ一方、自己中心的な性格で性欲にも飢えており、最終的にはメンタル面の弱さも含む自身の欠点によって身を滅ぼします。
 隅田の死後、主人公は彼の友人である鶴岡七郎へとバトンタッチされますが、主役交代劇の直前、鶴岡は重要書類に紛れていた隅田の手記を見つけ、彼の本性を知ってしまいました。
 その手記に書かれていた内容とは、実に恐るべき事実だったのです。


 そこには常人ならばとうてい筆にはできないような、赤裸々な性交の描写があった。性交、手淫の回数までが克明に記録されていた。一人の女の肉体を、ほかの女の肉体と比較し、自分のそれに対する反応を、精細に描写していくその文章には科学者のように冷静な客観もなく、文学者のように情熱的な主観もなく、ただ恐ろしい悪魔的な自己陶酔があるだけだった。
 「暴力で女の体を征服する味はたまらない。そして一方、暴力は女を傷つけ、彼女は私から離れていくであろう。
 嫌いになった女はこうして厄介払いするに限る。一挙両得の強姦である……」

【中略】
 「いちばん厄介なことは、彼女が僕に惚れているらしいことだ。どうして、女というものは、性慾の処理と恋愛の感情を、はっきり分離できないのだろう……」
【中略】
 この狂える天才の全貌――とはいえないまでも、かくされた恐ろしい一面は、光一自身がこのノートの中ではっきりとあばいて見せていたのである。
 九鬼善司も、想いは同じだったのであろう。自分の手にしたノートをばたりと閉じて、
 「鶴岡、彼は、隅田という男は、世にもおそろしい怪物だね」
 と、溜息をつきながら言いだした。
 「うむ……。頭は天才、体は悪魔、これを一口に言うならば怪物には違いないだろうね」

≪角川文庫『白昼の死角』P105~107≫


 鶴岡が「頭は天才、体は悪魔」と評した男の末路。そして、鶴岡自身による犯罪の記録。
 それが気になる方は是非とも原作を読んでみて下さい。
 非常に長い物語ではありますが、波乱万丈に富んだストーリー展開のおかげで長さを全く感じさせない作品に仕上がっています。


【以下のリンクから、amazonの商品ページへリンクできます】
※検索システム変更に伴う不具合なのか、ブログ機能「amazon商品検索をする」が正常作動しないので手動リンクにしました。
 ・高木彬光『高木彬光コレクション 白昼の死角(新装版)』光文社文庫 ※原作小説。
 ・TOEI COMPANY「白昼の死角」 ※1979年公開映画のDVD。

100,000HIT達成の御礼

 今さらの御報告ですが、2012年11月20日の正午近く、当ブログのアクセス総数が100,000Hitに達しました(カウンター不具合によるアクセス数リセットがあったので、実際のアクセス総数は100,000Hitを超えていますが、現在は2011年1月7日以降の再カウントを基本としています)。
 定期的に訪問して下さる常連の方々、キーワード検索でアクセスして下さる方々に支えられ、100,000Hitというアクセス数に到達できました。
 この場を借りてアクセスして下さった方々に厚く御礼申し上げます。

 せっかくの100,000Hit記念なのですが、残念ながらキリ番達成イラストの依頼が間に合いませんでした。
 たった一度のチャンスにも関わらず、pixiv等でお世話になっている絵師の方々からイラストを頂戴したいと厚かましくも目論んでいながら果たせず無念の極みです。
 10万回に1度だけのキリ番達成報告でありながら文字だけのレイアウトというのも寂しいのですが、人様のイラストを無断掲載するわけにもいかず、物足りなさを感じつつも記念イラスト掲載は諦めました(最後の手段として自筆の絵を晒そうかとも思いましたが、100,000Hit達成に相応しいショットの一枚絵が描けず、こちらについても断念した次第です)。

 更新頻度が減り、扱うネタもマンネリ化していますが、今後もマイペースで「黄昏タイムス Twilight Times」の運営を続けて行こうと思います。
 偉そうな言い方かも知れませんが「100,000Hitは一つの通過点に過ぎなかった」と思い返せるよう、これからも応援よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

«  | ホーム |  »

FC2カウンター

プロフィール

新 京史朗

Author:新 京史朗
好きな技(1):バスター技
好きな技(2):股裂き関節技
好きなシチュエーション:リョナ

最新記事

カテゴリ

小説 (86)
アニメ (33)
ゲーム (31)
アメコミ (23)
フィギュア (5)
映像・写真 (16)
DOA・無双 (114)
イラスト企画 (43)
鉄拳・スト鉄 (92)
漫画・絵物語 (107)
イラスト・挿絵 (51)
映画・イベント (35)
ウルトラヒロイン (12)
MUGEN・ドット絵 (2)
オリジナルヒロイン (8)
御挨拶・お知らせ・交流 (134)
魔法少女まどか☆マギカ (59)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。