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2012-02

「パチスロ鉄拳2nd」続報

 今月最初の更新記事で紹介した「パチスロ鉄拳2nd」について続報があります。

 先の記事ではリリが登場する演出を「飛鳥ステージのバトル演出」だけと書きましたが、複数のパチスロ雑誌を買い漁って情報収集を行った結果、この他の演出にも登場する事を知り得ました。
 音声の有無は不明ですが専用のセリフも用意されているらしく、脇役ポジションながらファンが喜ぶような扱い方をされているようです。

 数ページの特集記事を読む為に500円以上する雑誌を買うのも大変だと思うので、以下に各雑誌から拾った情報を一覧形式として纏めました。
 参考にした雑誌は『パチスロ必勝ガイド』2012年3月号,『パチスロ必勝本』2012年3月号,『パチスロ極』2012年3月号,『ホール情報誌 でちゃう!関東版』2012年3月号(Vol.39),『パチスロ実践術DVD』Vol.10,『パチスロ攻略マガジン』2012年4月号,『パチする必勝ガイドDVD』Vol.1の計7冊です。
 リサーチ不足による未確認情報や詳細のハッキリしない情報もありますが、その点は専門誌からの情報収集だけに頼った調査の限界として御容赦下さい。

 実際に「パチスロ鉄拳2nd」をプレイしなければ液晶画面の中にいるリリお嬢様とは会えませんが、いずれは動画投稿サイトへ個人撮影による演出動画がアップされるかも知れません(それらの中にリリの登場する演出動画が含まれる保証はありませんが……)。
 今後もパチスロ雑誌の調査は続ける予定なので、付属の攻略DVDに演出動画が含まれていれば改めて紹介しようと思います。


 1.BIG終了時の画面にリリが登場。背景カラーはピンク、衣装は2Pコスチューム。アリサ(衣装は不定?)&シャオユウ(衣装は1Pコスチューム)とのスリーショット。『パチスロ攻略マガジン』2012年4月号では三人を「サブキャラ女」と呼称している。

 2.鉄拳ボーナス中の画面にリリが登場。背景が赤の場合は眼鏡を着用したオリジナルコスチューム、背景が金色の場合はチャイナドレスのコスプレとなる。表示条件の詳細は未詳。

 3.ニーナとの対戦演出にリリが登場。衣装は2Pコスチューム。敗北するとダウンした姿が表示?(未確認)

 4.飛鳥ステージでの「下駄箱ナビ演出」にリリが登場。衣装は三島工業高等専門学校の制服(「鉄拳6」ではカスタマイズにより再現可能)。

 5.飛鳥ステージでの「ティータイム演出」にリリが登場。衣装は三島工業高等専門学校の制服(「鉄拳6」ではカスタマイズにより再現可能)。セリフあり。ティーカップは白と柄付きの2種類があり、ハイチャンス時はグラスに注がれた葡萄ジュースを飲む演出になる。飛鳥&シャオユウが同席する場合もあり(衣装は三人とも三島工業高等専門学校の制服)。セリフについては【「ティータイム演出」セリフ一覧】を参照。

 6.飛鳥ステージでの会話演出にリリが登場。リリの衣装は2Pコスチューム。キャラクターが拡大される大ゼリフでは「あなたは何発で壊れるの?」とのセリフが表示される。

 7.「発生=チャンス役濃厚」演出の「カットイン予告」にリリが登場。飛鳥&シャオユウとのスリーショットとなっており、三人とも衣装は三島工業高等専門学校の制服。

 8.ボーナスorART確定のプレミア演出に鉄拳キャラオールキャストの一人としてリリが登場。

 9.ARTの演出でリリが登場。衣装は2Pコスチューム。飛鳥&シャオユウ(どちらも衣装は1Pコスチューム)とのスリーショット。


【「ティータイム演出」セリフ一覧】≪出典:『パチスロ攻略マガジン』2012年4月号≫

 A.「セバスチャン。いまいちね」
 B.「うーん。入れ(ママ)直して」
 C.「セバスチャン。いつもと一緒ね」
 D.「うーーん。いい香りね」
 E.「セバスチャン…おいしいわ」
 F.「セバスチャン。少しあついわ」
 G.「セバスチャン。あつすぎるわよ」
 ※E~Gのセリフは白いティーカップ以外で出現。
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スーパー女の子オンリー集合イベント「スーパーヒロインタイム2012春」

 本日、大田区産業プラザPioでオンリー同人誌即売会【スーパーヒロインタイム2012春】が開催されました。
 開催時間は午前11時から午後3時。即売会終了後には色紙抽選会やジャンケン大会も行われたようです(カタログ情報より)。
 この合同即売会には「魔法少女まどか☆マギカ」のオンリーイベントも含まれており、応援しているサークルの新刊を買う為に参加してきました。
 「スーパーヒロインタイム2012春」は様々な人気作品をテーマにした同人誌のオンリー即売会を同一会場で開催するイベントであり、公式ホームページには下記のような開催趣旨が記されています。


 今回、大田PIOで同人イベントを開催する主催が集まり、共同でスーパー女の子ジャンルを盛り上げて行こうということに。
 乙女達(スーパー女の子)中心のジャンルでのイベントを企画しました。
 各イベントは大田区産業プラザPIOにて共同開催、カタログも共通化しました。
 みなさまの興味のあるジャンルはもちろん、新たなジャンルの発見に貢献できたらうれしいな。当日はスーパー女の子で盛り上がりたいと思いますので、ぜひご参加くださいませ。


 参加サークルの販売物を見て廻ったのは「まど☆マギ」関係のイベントだけですが、それでも20冊以上の同人誌を買いました。
 各テーブルを見て廻るたびに欲しい本が見つかり、会場内では財布の紐が緩みっぱなしです。
 趣味だからこそ描ける際どいネタを扱った漫画、ユニークなアイディアによる意表を突いた設定の漫画、原作ネタを発展させたif世界の物語を綴った漫画。
 どれも原作を愛する作者の熱意が伝わってくる本ばかりで大いに楽しませて頂きました。


≪開催イベント一覧≫
 ・西尾維新作品オンリーイベント 百物語
 ・未来日記オンリーイベント みらい絵日記
 ・みつどもえonlyイベント TripletRhapsody9(三つ子狂詩曲)
 ・ラブプラスオンリーイベント LOVE++6
 ・gdgd妖精sオンリーイベント gdぽよ
 ・パパのいうことを聞きなさい!オンリーイベント 『パパ大好き!』
 ・ロウきゅーぶ!オンリーイベント LOきゅーぶ!2
 ・アスタロッテ(ロッテ)のおもちゃ!オンリーイベント 天使のクローバー2
 ・そらのおとしものオンリーイベント 新大陸を目指して!4
 ・ブルーローズ中心「TIGER&BUNNY」ヒロインオンリーイベント キューティエスケープ2
 ・ボーカロイド初音ミクオンリーイベント ミクだいすき。4
 ・咲-Saki-オンリーイベント りんしゃんかいほー!4
 ・とある魔術の禁書目録オンリーイベント とある幻想たちの吹溜り
 ・「ジュエルペット」シリーズオンリーイベント はっぴぃてぃんくる
 ・「プリキュア」シリーズオンリーイベント プリキュア☆フェスタ7
 ・快盗天使ツインエンジェルオンリーイベント エンジェルタイム6
 ・Rio中心 萌スロ・萌パチキャラオンリーイベント Rio'Carnibal10
 ・神のみぞ知るセカイオンリー同人誌即売会 落とし神降臨6
 ・長門有希中心「涼宮ハルヒシリーズ」オンリーイベント 長門祭「大好き」10
 ・涼宮ハルヒシリーズ・キョン子オンリーイベント キョン子祭8
 ・けいおん!オンリーイベント うんたん♪うんたん♪6
 ・ストライクウィッチオンリーイベント ストライクゾーン「パンツじゃないもん!」7
 ・IS〈インフィニット・ストラトス〉オンリーイベント モンド・グロッソinPIO2
 ・DOG DAYSオンリーイベント 風雲!わんにゃん嬢2
 ・探偵オペラ ミルキィホームズオンリーイベント トイズっ!3
 ・キュゥべえ中心魔法少女まどか☆マギカオンリーイベント ボクとの契約3
 ・暁美ほむら中心魔法少女まどか☆マギカオンリーイベント ほむ☆ほむ3
 ・巴マミ中心魔法少女まどか☆マギカオンリーイベント マミ☆マギ3
 ・魔法少女まどか☆マギカシリーズオンリーイベント 円環の理 エンカンノコトワリ


「スーパーヒロインタイム2012春」告知イラスト(イベント別)
(C)スーパーヒロインタイム準備会,各イラスト執筆者

【イベント】スーパーヒロインタイム2012春
【会  場】大田区産業プラザPio
【日  時】2012年2月26日(日) 午前11時~午後3時
【主  催】スーパーヒロインタイム準備会
【共  催】ぷにケット準備会,ぷろじぇくとD,DICE,三つ子の魂百まで同盟,落とし神降臨準備会

60,000HIT達成の御礼

 2012年2月24日の午前1時前、当ブログへのアクセス数が60,000Hitに達しました。
 アクセス数が50,000Hitを突破したのはネット接続休止中だったので詳しい日時は不明ですが、アクセスカウンターに表示される日別の訪問者数を分析した結果から2011年12月20日頃だと推測できます。それから僅か2ヶ月で60,000Hitを達成できた事に驚きを隠せません。
 定期的にお越し下さる方々、他所からのリンクやキーワード検索でお越し下さった方々。どうもありがとうございました。

 今回の記念イラストですが、久しぶりに非リョナ作品となります。イラストはpixivで知り合ったkumikouj氏より御提供頂きました。
 突然の申し出にも関わらずイラスト転載を許可して下さったkumikouj氏には記して感謝致します。
 kumikouj氏によれば「鉄拳シリーズをやり始めたのは最近」であり、シリーズ最新作「鉄拳 TAG TOURNAMENT 2」からの新規プレイヤーであるとの事。
 複雑なコスチュームの細部まで描き込まれたリリのイラストからは深い洞察力とキャラクターへの愛情が感じられ、鉄拳歴の浅い方とは思えませんでした。
 お嬢様の大胆な胡坐ポーズ、目の保養として御覧頂ければ何よりです。

60,000Hit記念画像
(C)kumikouj

 今春から周辺環境が大きく変わり、その影響で更新期間も減少する事になりますが細々と運営を続けて行くつもりです。
 広く浅い情報を発信するリョナ系ブログではありますが、今後もよろしく御愛顧願います。

レオタード「くの一」大苦戦

『CRIMSON DAWN』第3号カヴァー

 上の画像は、アメコミ『CRIMSON DAWN』第3号のカヴァーです。
 魔石クリムゾンドーン(CRIMSON DAWN)を支配するクラヤミ(KURAYAMI)がサイロック(PSYLOCKE)の頭部を鷲掴みにするシーンが描かれています。
 際どいコスチュームを切り裂かれ、苦悶の表情を浮かべるサイロック。ヒロピン好きにはド直球なショットですが、このようなイラストは残念ながら劇中にありません……。

 1997年に全4冊のミニ・シリーズ(コミックス数冊で完結する中編漫画だと思って下さい)として刊行された『CRIMSON DAWN』は、「X-MEN」シリーズの主要キャラクターであるサイロックが主役に抜擢されています。
 魔石の力で一命をとりとめたサイロックは蘇生の代償として人格を破壊され始め、さらにクラヤミの妃となるべく魔界へ連れ去られてしまいました。
 強大な力を持つクラヤミに敗北したサイロックは魔界の住人となってしまいますが、彼女を助けにきたアークエンジェル(ARCH ANGEL)の活躍によって自我を取り戻し、導師ゴマー(GOMURR)の助力を得てクラヤミに勝利します。

 この第3巻では、魔界に連れ去られたサイロックとクラヤミの戦闘シーンが描かれています。
 体術と剣術を駆使しながらサイロックはクラヤミに戦いを挑むものの、奮戦虚しく敗れてしまいました。
 サイロックへの攻撃はパンチによる打撃がメインとなっており、それなりにリョナっぽいシーンは見られます。
 ただ、肉弾戦によるバトルを描きながら僅か6ページで決着してしまい、サイロックの苦戦シーンは多くありませんでした。カヴァーに見られるようなサイロックの敗北姿を期待しているとアテが外れます。

意識を失ったサイロックは魔界へ連れ去られてしまう 圧倒的強さのクラヤミに敗北したサイロック

 残念ながらLEEF版『CRIMSON DAWN』全4巻を日本国内で入手する事は難しく、手軽に読む事はできません。
 純粋に物語を楽しみたい方は別ですが、サイロックのピンチ場面を目当てにネットオークションやアメリカのコミック通販サイトを利用してまで本書を購入する必要はないと思います。
 絵柄も独特で好き嫌いがハッキリ分かれそうですし……。

 本書の紹介文を書くにあたり、以下のサイトを参照させて頂きました。
 サイト管理人のspinner氏、白虎かなめ氏には記して感謝致します。

 ・「かどうかどうか:フルアクション・カスタムフィギュア・ギャラリー」内「サイロック」(管理人:spinner氏)
 ・「かなめBOX」内「サイロック」(管理人:白虎かなめ氏)

セクシー衣装の美人ミュータント

 エマ・フロスト(EMMA FROST)はテレパス能力と肉体のダイヤモンド変化能力を持つ(ただし、同時発動は不可能)金髪の美人ミュータントです。
 初登場は1980年に発行された『UNCANNY X-MEN』第129号。
 主要登場タイトルは「X-MEN」シリーズですが、2003年から2004年にかけて彼女が主役の独立タイトル『EMMA FROST』全18巻が刊行されています。
 初期作品は未見ですが、最初の頃はX-MENに敵対する組織の一員として登場していたようです(その頃はホワイトクイーンのコード・ネームで呼ばれていたとの事)。

『X-MEN ORIGINS EMMA FROST』カヴァー 『ASTONISHING X-MEN』第43号 『AVENGES ACADEMY』第534号カヴァー TPB『ASTONISHING X-MEN』第5巻の裏カヴァー

 上の画像は、手許にあるエマ・フロスト登場タイトルのカヴァー(+裏カヴァー)です。
 もっと購入したと思っていましたが……本編のイラストが好みでなかったり、内容が今一つだったりしたせいで売却してしまったのかも知れません。
 通販カタログで気になるジャケットのタイトルがあれば全て購入し、到着後に中身をチェックして取捨選択している為、知らず知らずのうちに手放してしまった可能性はあります。
 いずれにしろ、この4冊が手持ち本の全てである事に変わりありません。

 画像一枚目の『X-MEN ORIGINS EMMA FROST』のカヴァーを御覧頂けば分かる通り、かなり刺激的なコスチュームを着ています。
 どうみても下半身は純白のパンティにしか見えず、この格好で戦場に出て行く姿を想像するだけで興奮させられました。
 コルセットに白いロンググローブ、そしてロングブーツ。これらの装備も色気満点です!
 おかげでエマが登場するアメコミを探し廻った事もあり、ある意味では罪作りな一冊と言えます(見境なくアメコミを買い漁りながら、結局はエロチックなコスチュームで前線に向かうエマの勇士は確認できませんでした……)。

 通販サイトamazonへ投稿された『ULTIMATE X-MEN』第8巻のiwa氏によるレビューで「正史のほうでは明らかに変態だったホワイトクイーンのコスチュームが改善されててよかったです」と書かれている通り、ほとんどの作品では白いパンツをはいたコスチュームに改善(改悪?)されています。
 手持ち本が少ないのでハッキリとは言えませんが、エマが登場する作品の大半は色気のないパンツスタイルのようです。
 美脚を披露した悩ましい姿のエマがキャラクター造型のスタンダードにならなかった事は残念でなりません。

センチネル(?)の腕に吹っ飛ばされるヒロイン達 辛うじて光線を避けるホワイトクイーン

 上の画像2点は『ASTONISHING X-MEN』第5巻で見つけたホワイトクイーンの戦闘シーンですが、色気ゼロのパンツスタイルなうえ、ピンチに陥っているという印象は受けません。
 肉弾戦によるピンチシーンを期待していただけに残念でなりませんでした。

 現在も入手可能なTPBでエロチックなコスチュームのエマ(またはホワイトクイーン)が登場するタイトルを御存知の方がいらっしゃれば、是非とも御一報下さい。
 厚かましい事を承知で付け加えさせて頂けば、彼女のピンチシーンも見られるタイトルを渇望しております。

 本文中の表記ですが、基本的に戦闘中のエマをホワイトクイーンと記しています。
 名前の使い分けが難しいので記事中の表記に混乱されるかも知れませんが御了承下さい。


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 ※ホワイトクイーン登場作品を収録。

強く優しく頼れる姐御

 環望氏による少しエッチなラブコメディ「アネゴッ!!」は、姐御肌の桜と都会帰りのトモが織りなす微妙な男女の関係をユーモラスに描いた18禁漫画です。
 基本的に健全ムードで物語は展開されますが、陽気な明るさの中に一抹の切なさを潜ませる事で「幼馴染」の関係をしがらみにする桜とトモの微妙な距離が読者へさり気なく伝わってきます。この辺の筆運びは漫画原作者でもある環望氏の面目躍如と言えるでしょう。 
 コミックスは竹書房から全2巻で刊行され、現在は全4巻の電子書籍として読む事ができます(電子書籍版は未入手ですが、単行本1巻分を電子書籍では2巻に分冊したと解説されていました)。

下町の姉御と慕われる桜 若さに満ちた肉体で幼馴染のトモを大胆に誘う
(C)環望/竹書房

 男勝りの頼もしい性格をした桜は周囲からの人望も厚く、トモの回想によれば、桜は学生時代から「年上年下の区別なく 街中のガキ共の 憧れの的だった」そうです。
 物語本編では女性便利屋として働いており、雑務一切を請け負う「ばばや何でもサービス社」の経営者として勤労の汗を流しながら自分一人の力で生計を立てています。

 ポニーテールにした赤い髪、逞しさと優しさが同居した性格、面倒見のよい人柄、自立心の強い生き方。
 余談ですが、「魔法少女まどか☆マギカ」の佐倉杏子と共通点が多い桜のキャラクター造型には好感が持てました(ただし、作品発表年は「アネゴッ!!」の方が先です)。
 周囲の男性からは「姉さん」と慕われ、抜群なスタイルは現在でも憧れの的になっています。

人望の厚い桜は「奥様バレー選手」の助っ人としても大活躍 夏祭りで披露された桜のダイナマイトボディ
(C)環望/竹書房

 勝気な性格であると同時に他人を思いやる優しい一面も持ち合わせており、一人で体育館の後片付けをするトモに「お前だけ置いて行くわけないだろう」と声をかけます。
 またも個人的な感想となりますが、魔女になった美樹さやかを助けられなかった杏子が「独りぼっちは寂しいもんな……。いいよ、一緒にいてやるよ」と言いながら自爆魔法を発動させる寸前の姿と重なり、ここでも桜に杏子の幻影を見ました。

バレー大会の後片付けをするトモに優しい笑顔で話かける
(C)環望/竹書房

 一話完結形式ながら回を重ねる毎(ごと)に桜とトモの仲が深まっていき、その過程における二人の恋愛感情の進展を楽しむという読み方もできます。
 意表を衝く奇抜な展開はありませんが、安定した画力と構成力で王道設定のラブコメを楽しませてくれました。

江戸川乱歩作品のオリジナル挿絵

 半年以上前に江戸川乱歩作品がテーマのサプライズを予告しました。最近は予告事項の遅延が多いので忘れ去られているかも知れませんが……。
 予定よりも大幅に遅れてしまいましたが、そのサプライズをお送りします。

 昨夏、当ブログにて児童向けリライト版を含む江戸川乱歩作品のヒロイン受難場面を紹介した際、pixivで交流のあるバラピ氏が一部シーンをイメージイラストとしてビジュアル化して下さいました。
 ヒロピン場面がイラスト化されたのは「地獄の仮面」(原作は「吸血鬼),「大暗室」,「人間豹」の三作品です。
 イメージイラストの紹介を打診したところ、幸いにもpixiv発表イラストの転載許可を頂く事ができました。

 今回はバラピ氏による乱歩作品のイメージイラストを6枚全て掲載します。
 明智小五郎の妻として大胆な活躍を見せる明智文代、うら若き未亡人の柳しず子、如来のような美貌の星野真弓。
 これらのイラストをpixivで拝見した時の衝撃は忘れられません。彼女達が危機に落ちるシーンをオールカラーで描いたヒロピン場面は見応え満点でした。
 イラストと対応した該当場面の文章も併せて御紹介しますので、電子書籍版の挿絵としてお楽しみ頂ければ幸いです。
 引用元のテキストにはポプラ社の新書(『少年探偵 地獄の仮面』)と単行本(『少年探偵30 大暗室』及び『少年探偵44 人間豹』)を使用しました。


【地獄の仮面】

「助けて! 助けて!」
 しず子は声をかぎりにさけんだ。怪物はかの女をくみしくと、その背中に、ピシリとむちをふりおろした。
「あっ! 助けて……」
 しず子は、息もたえだえにさけんだ。
「おまえ、茂に会いたくないかい? 会いたければ、おとなしくしろ!」
 ピューッと空気がうなって、ピシリとむちがとんでくる。肉にくい入る痛さ!

骸骨男に鞭打たれ苦悶する柳しず子
(C)江戸川乱歩/ポプラ社/バラピ

「あのね、おかあさまのおちちがのみたいの。」
「まあ、おちち……さあおあがり、すこしはおなかのすいたのをわすれるかもしれないわね。」
 茂はゴソゴソとからだをうごかすと、やっと母の乳房にすがりついた。

生きたまま火葬される柳母子
(C)江戸川乱歩/ポプラ社/バラピ


【大暗室】

 振子の一往復ごとに、彼女は火のような息を吐いて、喉をゼーゼーいわせながら喘いだ。
 ああ、振子の半月刀は、もう乳房の上三寸の近さに迫っていた。今三十往復、或いは二十往復の後、あの鋭い刃は、いよいよ彼女の服地をこすりはじめるに違いない。

ギロチン振り子から逃れる為、鼠の力を借りる星野真弓
(C)江戸川乱歩/ポプラ社/バラピ

 真弓さんの胸と腹は、無数の鼠によっておおい隠されてしまった。それはウジャウジャと絶え間なくうごめく、大きな黒いかたまりのように見えた。彼らが麻縄を齧じる音が、まるで嵐のように聞こえた。
 鼠どもはただ麻縄に群がるばかりでなく、真弓さんの喉から顎にかけて這いまわった。ある者は彼女の唇をさえ嗅ぎはじめた。
 真弓さんはもう生きた心地もなかった。じっと眼を閉じて、歯を食いしばって、気も狂うほどの恐怖に耐えていた。もう一つの、もっと大きな恐怖を逃れたいばっかりであった。

体にまとわりつく鼠の気味悪さに耐える真弓
(C)江戸川乱歩/ポプラ社/バラピ

 ガラス張りの水槽の中には、一ぴきのかわいらしい人魚が、のたうちまわっていたのです。まだ十二、三才にしか見えない、かわいらしい女の子が、きみのわるい人魚の水着をきせられて、水槽の中へ投げこまれていたのです。
人魚のコスプレで水槽に投げ込まれた真弓
(C)江戸川乱歩/ポプラ社/バラピ


【人間豹】

 いまや、おりの中では、みごとに熊ののどぶえをひきさいた猛虎が、かちほこったように、すさまじいうなり声をあげていた。
 ところが、これはどうしたことか! メリメリひきさかれた熊の皮の下から、あらわれたのはひとりのわかい、美しい女だった。いうまでもない、文代さんだ。

熊の毛皮を着せられ、檻の中で猛虎と戦わされる文代夫人
(C)江戸川乱歩/ポプラ社/バラピ


 参考までに各イラストの初出発表を以下に記します。発表先は全てpixivです。
 いずれも漫画形式で投稿されている為、閲覧にはサイトへの登録が必要となります。pixivIDを持っていない方はトップページの「新規登録」からユーザー登録を行って下さい。
 基本機能を使うだけならば無料で登録できます。再投稿や投稿イラストの修正、イメージレスポンスの複数設定はできませんが、閲覧や投稿だけならば料金はかかりません。

 ・地獄の仮面(「無題」2011年6月7日投稿)
 ・大暗室(「無題」2011年7月12日投稿)
 ・人間豹(「無題」2011年7月12日投稿)

「STREET FIGHTER×鉄拳」発売記念イラスト展示会 リリ×マッスルバスター

 先月中旬の告知より遅れてしまいましたが、pixivで交流のある絵師4名から頂戴したリリのイラストを一挙公開します。
 イラストテーマは恒例の「バスター技」。美貌の令嬢がはしたない姿を晒す見応え満点なリョナイラストが揃いました。
 リリの参戦も決まっている「STREET FIGHTER×鉄拳」の発売まで1ヶ月をきり、時期的にもピッタリの題材(?)になったと思います。

 言わずもがなの余談になりますが、「STREET FIGHTER×鉄拳」へは「鉄拳」サイド代表としてキングも参戦します。これにより、リリや飛鳥だけでなく、シャオユウ,ジュリア,ポイズン,ジュリ,キャミィの御開帳も見る事が叶いました。
 リョナ系のゲーム画像掲示板に彼女達がバスター技をくらう姿の画像も早々にアップされる事でしょう。今から「STREET FIGHTER×鉄拳」の発売が待ち遠しいです。

 今回の特集へイラストを寄稿して下さったのは、鍋島ろょ氏,マンダリン氏,ブラック馬鹿氏,倉井氏の4名です。いずれもpixivへ美少女イラストを中心に投稿されている方々で実力は申し分ありません。
 開脚のエロスに満ちた個性あふれるバスター技イラスト、心ゆくまでお楽しみ下さい。
 御寄稿頂いたイラストは到着順に掲載しています。作品名はpixivへアップされた際の作品タイトルを記しました。


【1】キン肉バスター
イラスト:鍋島ろょ氏(C)鍋島ろょ
≪鑑賞≫
 斜め上から見降ろす形で描かれた新鮮な構図の技絵です。しっかりと掴まれたリリの足首の角度から内股ポーズにも見え、大きく「ハ」の字型に開いた両足と併せて下半身のエロスが魅力的に描かれているよう感じました。悔し涙を浮かべながら辱めに堪えるリリの表情と無表情なキングの表情、この対比がリョナ絵としての魅力を引き立たせています。

【2】お嬢様ご開帳
イラスト:マンダリン氏(C)マンダリン
≪鑑賞≫
 猛スピードで地面へ着地した【マッスルバスター】フィニッシュの瞬間を捉えたショットでしょうか。全身に激しい衝撃を受けて悶絶するリリの様子がイラスト全体から見て取れます。赤らんだ頬と歯を食いしばったリリの表情が気に入っています。ワンピース衣装の下から僅かに臍部(さいぶ)を覗かせていますが、気付く人は気付いた事でしょう。精根尽き果てたグロッキーなポーズから技の威力が伺えます。

【3】リリお嬢様に恥ずかしいおパンツ技!!!
イラスト:ブラック馬鹿氏(C)ブラック馬鹿
≪鑑賞≫
 文字通り「顔から火がでる」ような恥ずかしいポーズを強制させる【マッスルバスター】。その技を掛けられたリリの顔を紅潮させる演出は斬新でした。純白のパンティに赤いリボンが小さく描かれていたり、キングの両目が欲望の炎で燃えていたり、リョナ絵の中にも遊び心も忘れていません。真っ正面から見るリリの大股開きは「御開帳」と言うに相応しいショットです。

【4】リリバス!
イラスト:倉井氏(C)倉井
≪鑑賞≫
 あえて白パン(=白いパンティ)ではなく、オリジナルに忠実なアンダースコートをはかせるアイディアは盲点でした。二段階に塗り分けられた陰影部分が汗で湿っているようにも見え、これはこれで色気がある開脚ショットです。担ぎ上げたリリの華奢な体がキングの肩から浮いてしまう程の落下速度から察するところ、この後、ゲーム本編で見られる【マッスルバスター】フィニッシュ時の「股間に顔がつきそうなくらい体が折れ曲がった官能ポーズ」で屈辱のKOを喫する事でしょう。


 余裕を持った寄稿依頼ではありましたが、御自身の創作活動と並行して描かれた力作を御提供頂けて嬉しかったです。
 今回に限った事ではありませんが、細かい注文に応じてイラストを仕上げて下さる絵師の皆様には深く感謝しております。
 時間の都合からイラスト執筆が間に合わず、残念ながら作品を御紹介できなかった方もいらっしゃり、それだけが心残りですが……あくまでも趣味の範囲内としてイラスト執筆をお願いしている事なので仕方ありません。
 追加の寄稿作品があれば、日を改めて紹介したく思います。


【イラスト執筆者一覧(五十音順・敬称略)】
 ・倉井
 ・鍋島ろょ
 ・ブラック馬鹿(WEBサイト「プロレスミッチー」)
 ・マンダリン
 ※名前部分をクリックする事で、pixiv内の登録ページへアクセスできます(ただし、フルサイズでのイラスト閲覧や投稿イラスト一覧を見るには、サイトへの登録が必要です)。

誌上通販フィギュア「格闘令嬢 リリ」

 模型情報雑誌『月刊ホビージャパン』の誌上通販アイテムとして限定生産されたフィギュア「格闘令嬢 リリ」が手に入りました。
 高く掲げた右足から繰り出される鋭いハイキックの瞬間が見事な造形技術で3D化されており、フィギュア全体の完成度にも満足しています。
 キャラクターの顔立ちはゲームブック版『クイーンズゲイト 格闘令嬢 リリ』をベースにしていますが、かなり再現度の高い仕上がりでした。

 対戦相手にハイキックを仕掛けるリリの勇士。精巧な作りとなっており大迫力のフィギュアです。
 下着(アンダースコート)は細かく作り込まれ、フリルの多い複雑なセレブ衣装も細部までキチンと作ってありました。
 蹴りの軌道をイメージしたエフェクトパーツ(クリアパーツ。脱着可能)を外した状態では、豪快なパンモロ技である通常投げ【デボーションキッス】のモーション途中としても鑑賞できます!

逞しくも柔らかそうな太腿がエロチック アンダースコートのシワまで細かく再現 リリお嬢様の太腿アップ リリと言えばパンチラがあってこそ!
(C)撮影:新京史朗
下から見上げたリリのハイキックポーズ スピード感ある造形センスは見事 鋭いキックの軌道をクリアパーツ(脱着可能)で再現
(C)撮影:新京史朗

 この「格闘令嬢 リリ」は誌上通販限定フィギュアでしたが、通販サイトamazonでも販売されています。ただし、それなりの上乗せ価格となっていますが……。
 商品価格は24,700円。マーケットプレイスの最低価格は18,000円でした。
 現時点(2012年2月9日午後5時21分)では3点の在庫があるようです。事前予約を忘れてしまった方、これから購入したいと考えている方はamazonの利用を御検討下さい。

 本商品に関する詳細情報は下記の通りです。
 一覧作製にあたり、まさかり仁氏の「『格闘令嬢リリ』 クイーンズゲイトフィギュアシリーズ 月刊ホビージャパン誌上限定販売!?」を参照させて頂きました。


 受注期間:2011年8月25日~2011年10月11日
 価  格:7,980円(税込)+送手数料別
 発  送:2012年3月発送予定
 ※事前予約受付時。購入者への連絡メールでは2月7日出荷予定と告知。
 仕  様:彩色済みPVCモデル
 原型製作:間崎祐介(桜前線)
 発 売 元:ホビージャパン
 備  考:申し込みには『月刊ホビージャパン』2011年10月号or11月号の専用応募用紙と購入券(1枚で2体まで購入可能)が必要。


 通販限定フィギュア「格闘令嬢 リリ」については下記のサイトでもレビューや商品紹介記事を載せているので、これから某オークションやamazonでの購入を考えている方は参考にして下さい。
 高額な買い物となるので一応の事前情報は必要でしょうから。

 ・moeyo.com(2011年8月30日更新記事「お嬢様がミニスカでハイキック ホビージャパン「クイーンズゲイト 格闘令嬢リリ」サンプルレビュー」)
 ・アジム~アニメとゲームのマニアなブログ(2月8日更新記事「フィギュアレビュー「格闘令嬢リリ クイーンズゲイト ホビージャパン限定」」)
 ・うぱ日記(2月8日更新記事「■[雑記]リリさん届いたから久しぶりにフィギュア画像だよ」)

艶説・日本まど☆マギ昔ばなし  「森のマミさん」

【はじめに】
 2000年3月に惜しまれつつ終了した人気番組「まんが日本昔ばなし」と「魔法少女まどか☆マギカ」のコラボレーションSSです。
 元ネタは「金太郎」。テキストには『【対訳】まんが日本昔ばなし Once Upon a Time in Japan』(ラルフ・マッカンシー=訳/川内彩友美=編 講談社)を用いました。
 基本的な物語の流れはアニメ版「金太郎」と大差ありませんが、源頼光四天王の武勇伝を参考にしたエピローグ部分はオリジナルです。
 最初の構想ではマミさんと熊の相撲勝負を15禁レベルの試合運びで書き込む予定でしたが廻りくどい描写ばかりで退屈なシーンとなってしまい、思い切って大幅カットしたのでアッサリめの相撲勝負になりました。15禁描写は思ったよりも難しかったです……。
 本作を書くにあたり、miki氏の短編漫画「まどか日本昔ばなし」(発行=余裕で生けます『まどか日本昔ばなし』所収)よりヒントを得ました。miki氏には記して感謝致します。


 むかしむかし、見滝原山(みたきはらやま)の山奥にスタイルのよい少女がおりました。
 少女の名前はマミ。生まれた時から天女のように美しく、その美貌は森の獣たちを一匹残らず魅了したそうです。
 マミがヨチヨチ歩きを始めた頃、母親は彼女に赤い腹がけを縫ってあげました。
 「さあ、腹がけができましたよ。着てごらんなさい」
 腹がけは幼いマミの体よりも大きくブカブカでしたが、それは早くこの腹がけがちょうどよい程に大きくなってほしいという母親の願いが込められていたのです。

 母親の愛情に守られながらマミはスクスクと育ち、アッと言う間に12年の月日が流れました。
 ある日の事です。14歳になったマミは母親に連れられ山の温泉へ入り、温かい湯で一日の疲れを癒していると森の動物達が集まってきました。
 「みんなも一緒に入りましょう。温かいわよ」
 心優しいマミが声をかけると、母子(おやこ)の入浴を遠くから見ていた動物達は次々と湯の中へ飛びこんできました。
 「マミや、おっ母(か)さんは先にあがるよ。のぼせちまったようだからね。マミはゆっくり入ってなさいな」
 「はい」
 母親の姿が湯気の向こうに消えて間もなく、イタズラ好きな猿がマミの方に近寄ってきました。
 「ん? どうしたの?」
 マミの問いかけに答えず、猿は黙って彼女の大きな胸を見ています。
 気がつくと狸、狐、鹿、兎、リスまでが遠くからマミの大きな胸をジッと見つめていました。
 視線に気づいたマミは顔を赤らめながら動物達に言いました。
 「いやだわ、見世物じゃないのよ。女の子の体をジロジロ見る男子は嫌われるぞ!」

 マミの美貌と優しさに魅了された動物達は、みんなマミが大好きになりました。
 この日もマミは森の奥に入り、いつものように仲の良い動物と一緒に遊んでいます。
 「みんな~」
 「なんだなんだ。あッ、マミさんだ」
 「それ行け、やれ行け、えっさっさ」
 清らかな小川のせせらぎを思わせるマミの澄んだ声に、山の動物達は我も我もと彼女の元へ集まります。
 「マミさん、今日は向こうのお山で駆けっこしましょうよ~」
 「いやいや、川で水遊びをするんだよ」
 「はいはい。それじゃ川まで駆けっこして、その後に水遊びをしましょう」
 機転を利かせたマミはリスとカワウソ、二人の言い分を聞き入れました。

 今日は駆けっこ、明日は相撲。
 マミも動物達も毎日を楽しく過ごします。
 「はっけよ~い。のこった!」
 動物相手に相撲をとってもマミにかなう者はいません。
 華奢な体つきをしていますがマミの力は百人力。そんじょそこらの動物では相手にならないのです。
 「マミさんの勝ち!」
 「さあ、次の相手は誰かしら?」
 「オラが行くだ」
 太鼓腹を揺らしながら狸が名乗りを上げました。
 「両者見合って……。はっけよ~い。のこった!」
 ガシッ。
 勝負が始まると同時にマミは狸の玉袋を掴み、そのまま土俵の外まで運び出そうとします。
 「ごめんなさいね。今回も速攻で片付けるわよ」
 その時です。
 リスがマミの腹がけの中に潜り込みました。コチョコチョと動き回り、マミの柔肌を擽(くすぐ)ります。
 「あはははは。ちょ、ちょっと……。おやめなさい」
 擽ったさに力が抜けたマミは尻もちをついて笑いころげます。
 「リス君の勝ち~」
 行事の兎はリスの勝ちを認めました。

 山の木々が燃えるような赤一緒に染まり、アッと言う間に秋が訪れました。
 ある日、マミがマサカリでマキ割をしていると、山の動物達が揃ってやってきました。
 「マミさん、山へ栗を拾いに行きませんか」
 「栗拾い?」
 「向こうの山にいっぱいありますよ」
 「美味しそうな栗ね。わたしも拾いたいわ。一緒に連れて行ってくれる?」
 「もちろんですよ」
 動物達は大喜び。みんなで元気よく、栗拾いに出かけました。
 「あれ! 橋がないや」
 数日前の嵐で丸木橋が落ちてしまったのでしょう。崖と向こう岸を渡していた巨木が見当たりません。
 「困ったなぁ。これじゃ栗拾いに行かれないよ~」
 「どうしよう」
 先頭を行く鹿と兎が困った様子で話しあっていると、遅れてきたマミが声をかけました。
 「ご心配なく。話はちゃんと聞こえたわ」
 「マ、マミさん」
 「この木を倒して橋を作りましょう」
 「え? この木を倒すんですか?」
 「みんな、危ないから下がっててね」
 優しく微笑みながらマミは動物達を避難させます。
 「それじゃ橋作りコース第一弾、張り切っていってみましょうか」
 そばに生えている樹齢百年はありそうな巨木をマミは倒そうとします。
 「う~ん。うぅぅぅん」
 「マミさん、がんばってぇ」
 「がんばれぇ、マミさ~ん」
 動物達の声援を背に受けながら、マミは渾身の力で木の幹を押します。
 (間違いないわ。かなり強い根を張っているみたい。でも……栗拾いの邪魔はさせない)
 力いっぱい巨木を押すマミ。深い根を張る木は少しずつですが傾き始めました。
 「がんばれ、がんばれ、マ~ミ~さん」
 「地面深く根を張ったところを悪いけど、一気に決めさせてもらうわよ! ティロ・フィナーレ!」
 ズシーン。
 マミは、とうとう巨大な木を倒して橋を作ってしまいました。
 「やったぁ」
 「マミさん、バンザーイ」

 橋を渡り、向かいの山に足をふみいれた動物達とマミ。栗のある場所まで、もうすぐです。
 「あッ、栗だわ。地面いっぱいに栗が落ちている」
 「すごいでしょう。取り放題ですよ」
 「さあ、一緒に拾いましょう。マミさん」
 栗は大変な豊作でした。形のよい栗がいっぱい落ちています。
 「この前よりも栗が落ちているね」
 「そうだね。この前の嵐で落ちたのかもしれないよ」
 動物達は大喜び。マミも一生懸命に栗を拾います。
 「よいしょ、よいしょ」
 「いっぱいあるわねぇ。とても拾いきれないわ」
 ワイワイガヤガヤ、楽しくお話しながら栗拾いをしているうちに、だんだん山の奥へ奥へと入りこんでしまいました。
 いつの間にか山の一番奥、暴れん坊の熊が住んでいると周囲の動物からおそれられている熊山まで来てしまっていたのです。
 大きな栗の木の幹には、熊の鋭い爪あとがハッキリとのこっています。
 「も、も、もしかして、オラ達、熊山に来ちゃったのかなぁ」
 「そりゃ大変だ。早く帰ろう」
 「そうだね。暴れん坊の熊が出てきたら食べられちゃう」
 動物達はブルブルとふるえだしました。
 「誰だぁ、オレ様の山に無断で入って来たのは」
 「どひゃ~」
 「で、でたぁ」
 「マ、マミさん。は、早く逃げましょう」
 「落ち着いて、兎さん」
 ブルブル震える兎を背後に庇い、マミは怯える動物達に言いました。
 「みんな、絶対に私の傍を離れないでね」

 「うお~。誰だァ、オレ様の栗山を荒らしにくるのは。ここにある栗は全てオレ様の栗だ。盗っ人(ぬすっと)は食ってやるぞ~」
 「あなたの山に入ったのは悪かったわ。でもね、こんなにたくさんの栗を一人占めするのはよくないわ。みんなで楽しく分け合って食べましょう」
 「うるさい」
 「人と分け合うのは不服かしら?」
 「当然だ。この山の物はひとにぎりの土だってオレ様の物だ」
 「そう。それがあなたの答えね」
 「胸に脂肪が多そうだなぁ。まずはお前から食ってや~るぅ」
 「……。言いたい事はそれだけかしら? ケガをしたくなかったら、さっさと巣穴へ帰りなさい」
 「なんだとぉ?」
 「怪我をさせるつもりはないけれど、あんまり聞きわけが悪いと保障しかねるわよ」
 「ガ~ッハッハッハッハ。なにをこしゃくな」
 「飲みこみが悪いのね。見逃してあげるって言ってるの」
 「言わせておけば。この小娘めぇ。まずはお前から食ってやる。オレ様は天下一の力持ちなんだぞぉ」
 「自分より強い相手は邪魔者ってわけ? いじめられっ子の発想ね」
 草叢(くさむら)の影に隠れた動物達は、今にも襲いかからんばかりの剣幕で怒鳴る熊と相手を冷静に挑発するマミのやりとりを聞いていました。
 「マ、マミさん」
 「は、早く逃げましょう」
 「暴れん坊の熊には、かないっこありませんよ」
 「大丈夫。負けるもんですか」
 「で、でも……」
 「心配しないで。お友達の前で、あんまり格好悪いところ見せられないものね」
 「うぬぬぬぬ。言わせておけばぁ。もう許さんぞ~」
 そういうと熊がマミに向かってきました。
 前がけと褌の腰紐部分を掴み、体を持ちあげて食べようとします。
 「くッ。負けるもんですか」
 マミは両足を踏ん張りながら、細い両腕で熊の毛皮を掴みました。
 (な、なかなか手ごわいわね。天下一と言うだけの事はあるわ)
 「ぐわッ、ぐわッ、ぐわッ」
 鋭い牙を剥き出しにしながら、熊は掴んだ前がけの腰紐ごとマミの華奢な体を持ちあげようとします。
 腰紐が引っ張られると同時に、股下を通る紐が敏感な箇所に当たります。これには、さすがのマミもビックリぎょうてん。
 「うぅぅぅん」
 「ど、どうしたんだろう、マミさん」
 「顔が真っ赤だね。それに汗だらけだ」
 結果的に意外な間接攻撃を仕掛けられ、マミは思わぬ苦戦を強いられました。
 そんなマミを動物達が心配そうに見ています。
 (あぁん。ま、まずいわ。下半身に力が入らない……)
 熊の攻撃に耐える両足がガクガクと震え出し、丸みをおびたお尻が少しずつ浮き上がっていきます。
 「あぁぁぁん。い、痛い。駄目よ、駄目。この手を……離しなさい。女の子の敏感な所を攻めるなんて最低よ」 
 「? なにを言っている」
 「この攻撃が無意識なら始末におえないわね」
 「うるさい。なにをゴチャゴギャ言っている。オレ様の力を思い知ったかぁ」
 「わ、わたしが負けたら……みんなが食べられてしまうわ。でも……ち、力が入らない。もう駄目……。ふ、踏ん張れない」
 「ガハハハハ。どんどん力が抜けていく。悪あがきしないで、おとなしくオレ様に食われろ。楽になるぞぉ」
 (ご、ごめんね。わたし……もう限界。ち、力が入らない)

 マミが諦めかけた時、今まで隠れていた動物達が草叢から飛び出してきました。
 「あ、あなた達……」
 怖いのを我慢して、勇気をふるいおこしたのでしょう。ガタガタ震えてるのが遠目からでもわかります。
 「マミさん、がんばれ~」
 「まけるなぁ」
 「マミさ~ん」
 「み、みんな……」
 「え~い、うるさい。お前達も順番に食ってやるから黙っていろぉ」
 「マミさ~ん」
 「がんばってぇ」
 (ありがとう、みんな。私、一人ぼっちじゃないのね)
 声援をうけたマミは最後の力をふりしぼります。
 「もう喰い込みだって痛くない」
 マミは熊の毛皮を握る手に渾身の力を込めました。
 (かなり危なかったけれど、もう大丈夫よ。どうもありがとう。みんなの応援のおかげだわ)
 「この小娘めぇ」
 「惜しかったわね。でも、これで終わりよ。ティロ・フィナーレ
 とうとう、マミは熊の巨体を抱えあげてしまいました。
 「マミさんの勝ち~」
 行事のように言ったのは兎です。
 それを聞いたマミさんは頭上高く持ち上げた熊をゆっくりと地面に下ろしました。
 「あなたのナワバリを荒らしてしまって、ごめんないさいね。栗拾いに夢中だったから気づかなかったのよ。許してね」
 「オレの方こそ悪かった。乱暴して申し訳ない。この山で一番強いのは、あなただ」
 こうして、山一番の暴れん坊だった熊とも仲良くなったマミさんは、たくさんの栗を前がけに包み、熊や動物達を引き連れて、お母さんの待つ我が家へと帰ったのです。

 見滝原山の動物、そして母親の深い愛情に囲まれたマミさんは15の年に都へ上り、源(みなもとの)ほむらを頭(かしら)とする「魔法少女四天王」に選ばれました。
 渡辺(わたなべの)まどか、卜部(うらべの)さやか、碓井(うすいの)杏子と共に「羅生門の魔女」や「ワルプル童子」を退治するのですが、それはまた、別のお話なのです。


【あとがき】
 本作はブログ掲載に先駆けてpixivの小説コーナーへ20121年2月6日3時17分付で投稿しました。内容はpixi版もブログ版も異同はありません。
 マミさんの会話文へ原作でのセリフを盛り込むにあたっては「魔法少女まどか☆マギカ WIKI」のキャラクター別会話テキスト一覧を参照しました。同サイト運営者様に厚く御礼申し上げます。
 全編パロディ仕立てなので自作解説するような点はなく、軽い読み物として肩の力を抜きながら読んで頂ければ何よりです。
 かなり古い話となりますが、昨年12月11日に発表された第32回日本SF大賞は上田早夕里女史の『華竜の宮』(早川書房・刊)に与えられました。「魔法少女まどか☆マギカ」が受賞の栄光に冠せず残念な限りです。
 選考結果を当ブログで報告していなかった為、2ヶ月近く前の話題ですが改めて御報告致します。

「パチスロ鉄拳2nd」稼動開始

 約3週間ぶりの更新となりましたが、更新停止中にも多くの方に御訪問頂いていた事がアクセスカウンターを見て分かりました。
 定期的に足を運んで下さった皆様、どうもありがとうございます。

 久しぶりの更新となりながら、今回はリョナ系の話題ではありません。
 リョナ絡みのネタは2月10日までプールしておき、更新再開一発目はパチスロの話をしようと思います。
 パチスロと言っても攻略方法やスポットの紹介をするわけではなく、そのような情報を求める方の役には立てません。その点、どうか御了承下さい。
 更新再開のリハビリ的な記事となりますが、軽いジャブ程度の内容である事を承知の上、お目通し頂ければ幸いです。

 今年1月から全国のパチスロホール(と呼ぶのでしょうか?)で導入されたマシーン「パチスロ鉄拳2nd」には、脇役的な扱いながらリリの勇士が見られるようです。
 パチスロ雑誌の情報によれば、飛鳥ステージのバトル演出に「リリVSニーナ」という対戦演出があるとの事でした。
 どのような状況で「リリVSニーナ」のバトル演出が発動するのか、どのような対戦画面になっているのか。この辺の詳細については全く分かりません。甚だ頼りない情報で申し訳ありませんが……。
 ブログを御覧下さった方でパチスロに詳しい方、是非とも情報をお寄せ下さい。m(_ _)m

 参考までに各ステージのバトル演出一覧を以下に纏めてみました。
 出典は『パチスロ必勝本』2012年3月号です。


【ラースステージ】
 ラースVSエディ,アリサVSブライアン,ラースVS仁,レイブンVSドラグノフ

【飛鳥ステージ】
 飛鳥VSフェン,シャオユウVSボブ,飛鳥VS仁,リリVSニーナ

【キングステージ】
 キングVSレイ,キングVS仁,マードックVSワン,アーマーキングVSジュリア

【平八ステージ】
 平八VSジャック6,平八VS仁,一八VS仁(鉄拳ZONE),クマVSポール(クマステージ)


 情報収集の為にパチスロ雑誌を購入し、攻略記事と「パチスロ鉄拳2nd」実機映像を収めた付録DVDの両方を詳しく調べてみましたが、残念ながら前掲『パチスロ必勝本』,『パチスロ極』2012年3月号,『ホール情報誌 でちゃう!関東版』2012年3月号,『パチスロ実践術DVD』Vol.10の4誌を読む限りではバトル演出しかリリの出番はないようです。

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好きな技(1):バスター技
好きな技(2):股裂き関節技
好きなシチュエーション:リョナ

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